- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県南越前町
- 広報紙名 : 広報 南えちぜん 令和7年(2025年)12月号 No.252
■災害発生時の手順を確認
▽福井県原子力総合防災訓練 10月24日(金)、25日(土)
嶺南地域を震源とする地震により、美浜発電所の外部電源が喪失し、全面緊急事態となることを想定した訓練が実施されました。南越前町では、災害対策本部運営訓練を行い、町内ほぼ全域がUPZ内(発電所から30km圏内)となることから、今年度は河野地区沿岸地域の住民を対象に広域避難訓練を実施しました。参加した住民は、安定ヨウ素剤の受け取りやスクリーニング検査などの順序を確認し、永平寺町立上志比小学校までバスで避難をしました。
■北陸電力グループ 桝谷の森
▽水の恵みをありがとう!森に恩返し活動 10月25日(土)
桝谷ダム上流の町有林(宇津尾)にて、北陸電力グループによるボランティア活動が実施されました。従業員とその家族102名、仲倉町長も参加し、新しく80本の苗木の植樹と昨年植樹した苗木の育樹活動を行いました。
この活動は昨年から5か年計画で実施されており、今後も同町有林において、森林保全活動が続けられます。
■朝倉街道「牧谷峠」を学ぶ
▽町民登山 10月26日(日)
雨天のため町民登山が中止となり、登山先の現地で説明を受ける予定をしていた朝倉街道についての講演会を南越前文化会館で行いました。講演会では、教育委員会事務局の学芸員から街道周辺の史跡について写真を交えた詳しい解説があり、参加者は、改めて町内の豊かな歴史と文化を実感しながら熱心に耳を傾けていました。
■「緊急銃猟」安全確保と事態収束の手順を確認
▽クマ出没対応緊急銃猟訓練 10月28日(火)
改正鳥獣保護管理法が今年9月1日に施行されたことを受け、クマ出没を想定した緊急銃猟訓練が行われました。訓練には有害鳥獣捕獲隊、警察署、福井県、町職員など関係者約90名が参加し、緊急銃猟に至るまでの手順を机上・実地訓練を通して確認しました。緊急銃猟は、迅速かつ円滑に、安全確保が必須であり、参加者は緊張感を持って訓練に臨んでいました。
■郷土を愛する心を育む学習
▽南越前町こども文化財学習事業 10月28日(火)
町内の小学校4年生、73名が名勝おくのほそ道の風景地湯尾峠周辺を見学しました。当日は、湯尾峠史跡保存委員会の方々による現地説明を受けながら、文化財施設の歴史・文化について知識を深めていました。また、湯尾峠の頂上には松尾芭蕉が訪れた際に詠んだ俳句の石碑があり、児童達は句を読み解きながら当時の情景を思い描いていました。
■子ども達が育む現場を確認
▽保育体験交流事業 町長とあそぼう! 11月4日(火)
仲倉町長が南条こども園を訪問し、園児との遊びを通じて子ども達の声を直接聞き取り、保育現場の実情や生活環境を把握する初めての試みが行われました。町長は、子ども達に混ざってリレーやドッジボールに取り組み、肌で子どもの遊びや保育を確認していました。また、保育士と共に子ども達に給食の配膳を行い、食事を共にしながら、園内の生活環境についても把握していました。
