- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県上野原市
- 広報紙名 : 広報うえのはら 2025年9月号
自宅でできる生ごみの処理方法をご紹介します
生ごみは、コンポスト容器や生ごみ処理機などを使って、ご自宅で処理することができます。今回は、ご自宅でできる生ごみの処理方法をご紹介します。
■生ごみ処理機「キエーロ」を自作する
この方法は、土の中にいる微生物によって生ごみを水と二酸化炭素に分解させるもので、電気代がかからず、コンポストとは異なり土の量が増えないことが特徴です。作り方と使い方は次のとおりです。
・「キエーロ」の作り方
(1)容器と土を用意する
(1)衣類収納ケースなどの蓋付きの容器、(2)黒土や畑の土、花壇やプランターで使用した土、(3)シャベルを用意する。
(2)土を容器に入れる
容器の8割程度の黒土を入れ、シャベルなどで平らにならす。また、握ると塊ができる程度に水を入れる。
(3)設置する
棒などを使って、空気が通るように蓋とケースの間に隙間を開け、日当たりと風通しが良い場所に設置する。
・「キエーロ」の使い方
(1)穴を掘る
シャベルなどを使って生ごみが入る深さ(20cm 程度)の穴を掘る。
(2)生ごみを入れる
細かくした生ごみを穴に入れ、使用済みの食用油または水を適量加える(土がドロドロにならない程度)。
(3)生ごみを埋める
生ごみと土をシャベルなどでよく混ぜ、その上に乾いた土をかぶせる。ごみの分解が終わったら次の生ごみを投入する。
○管理方法について
・続けて生ごみを入れる場合は、先に入れた場所から20cmほど離す
・時々生ごみを埋めた場所を空気が入るよう混ぜ、使用済みの食用油や水を追加する
・悪臭がしたり、虫がわいた場合は、水分を減らしたり、表面に乾いた土をかぶせる
○分解できるもの
■生ごみ処理容器設置費補助金もご活用ください
市では、市販の生ごみ処理容器の購入費用に対して補助金を支給していますので、生ごみ減量化のため、こちらもご検討ください。なお、予算に限りがありますので、必ず購入する前にお問い合わせください。
補助対象:コンポスト容器および電動生ごみ処理機
補助金額:設置費(消費税額など除く)の2分の1の額(コンポスト容器は上限5,000円で2基まで、電動生ごみ処理機は上限20,000円で1基まで)
問い合わせ:生活環境課ごみ対策担当
【電話】63-5353