くらし 市民 安全 安心

■備蓄のすすめ
▽市の備蓄
山梨県地震被害想定調査結果(令和5年)によると、中央市で最も避難者が多いと想定されている地震は「曽根丘陵断層帯を震源とする地震」です。
この地震によって避難所内外での生活を強いられる避難者は最大1万4,371人と想定されており、市では現在、避難者数分の食料備蓄の配備を進めていますが、配備される数量は限られています。

▽家庭での備蓄の必要性
地震発生後数日間は、水道・電気などのライフラインや食料の供給が途絶えることが想定されます。最低でも3日、できれば7日は自分でしのげるように備えておきましょう。

▽備蓄のポイント
(1)ローリングストック備蓄する食料の賞味期限は1年程度で十分です。レトルト食品などを多めに用意し、定期的に消費する方法も有効です。

(2)保存食は水分が少ない
保存食は長期保存を目的としているため、水分が少ないのが難点です。例えば、米を乾燥させたアルファ化米の水分は5.5%で、100gのアルファ化米を元のごはんの状態に戻すには、熱湯150ミリリットルが必要です。

(3)食料以外の備蓄
災害時には、衛生用品や生活用品が不足します。特にトイレは生理現象であり、臭いなどによる衛生問題や心理的ストレスの解消のため、簡易トイレも備蓄しましょう。

▽防災展示コーナーを設置しました
市役所本館に防災トイレや太陽光発電照明などの防災機材を取り揃えた「防災展示コーナー」を設置しています。来庁の際にご覧ください。

問合せ:危機管理課
【電話】274-8519