- 発行日 :
- 自治体名 : 山梨県富士川町
- 広報紙名 : 広報ふじかわ 令和8年2月号
令和6年度から国民の皆さまにご負担いただいている「森林環境税」。この税金は、「森林環境譲与税」として地方公共団体に譲与され、森林整備や木材利用の推進に活用されています。
町では、この貴重な財源を活用し、森林の保全などの森林施策に取り組んでいます。
活用内容については、「富士川町森林環境譲与税活用検討委員会」において検討された事項を踏まえて選定し、取り組んでいるところです。令和7年度の主な取り組みと活用検討委員会の活動についてご紹介します。
【現地視察】
11月14日、森林環境譲与税活用検討委員会は、峡南森林組合協力のもと、八雲池公園付近の森林整備(間伐)を実施した現場と製材所を視察しました。
施業現場の視察では、高性能林業機械など、効率的な間伐技術を見学し、出席された委員たちは、森に光が入るようにして木を育てていく間伐の重要性を理解するとともに、傾斜地が多く、足元が不安定な中で行う作業の苦労を改めて認識しました。
製材所の視察では、富士川中学校新校舎に使用される町産材の製材状況を確認しました。
丁寧に自然乾燥される木材を見学し、建設への期待が高まりました。
【検討委員会】
現地視察において林業事業者の苦労への理解を深める中、同日開催した検討委員会では、主に林業事業者への支援について、協議しました。
また、本年度森林環境譲与税を活用し、町産材で製作した木製テーブルの披露もしました。
このテーブルは、天神ゆずっこ保育園の年長児が使用しています。木のぬくもりを感じながら、小さなころから町の森林資源に親しむことができ、園児からは、「触り心地が良く、木の良い香りがする」と大変喜ばれています。
11月25日には、委員会で協議した結果を取りまとめ、町長に報告しました。
報告事項は、次のとおりです。
(1)林業事業者への支援
(2)富士川中学校舎建設事業
(3)子育て支援に関する事業
特に協議の中心であった(1)については、林業事業者の労働条件向上のための積極的な支援として、安全装備品の補助制度の創設が望ましいと検討結果をまとめています。
検討結果やこれまでの使途については、町ホームページでも閲覧することができます。ぜひご覧ください。
※森林環境譲与税とは、森林環境税を原資に各市町村に譲与されるもので、4つの目的(森林整備、人材育成、木材利用、普及啓発)を達成するためにのみ活用することができるものであり、市町村ごとの私有林人工林面積、林業従事者数、人口の割合で配分額が算出されるものです。
問い合わせ:産業振興課 農林振興担当
【電話】22-7202
