くらし あなたの思いを届けるために ~大切な人と人生会議を始めてみませんか?

人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)とは、「もしも」のときのために、自分の思いを家族など周りの人と話し合い、共有する取り組みのことです。あなたが大切にしていることは何か、どんな思いや希望を持っているかを整理するとともに、受けたい医療やケアを家族や信頼している人たちと一緒に話し合ってみませんか。

・自分の思いを家族に伝えたことはないが、「もしも」のとき、家族には迷惑をかけたくない。(Aさん・80代)
・友人に「親が元気なうちに、もしものときのことを話しておいたほうが良い」と言われたが、何から話をしたら良いか分からない。(Bさん・40代)

「もしも」のときのために、どうしたらよいでしょうか

■年齢に関係なく始めましょう
誰でも、いつでも、命に関わるけがや病気をする可能性があります。命の危険が迫った状態になると、約7割の人が自分の思いを伝えることができなくなると言われています。その場合、医療やケアの決定を家族など周りの人が行わなければなりません。自分の思いを家族や大切な人に伝えておきましょう。

■今から始めましょう
自分や大切な人の「もしも」のときは、できれば考えたくないことで、話し合うことも先延ばしにしたくなります。しかし、「もしも」のときは突然訪れます。

「もっと早く話しておけば良かった」と後悔しないためにも、今から話し合ってみませんか?

■何度でも繰り返し話し合いましょう
思いは時間の経過や環境、健康状態によっても変わります。一度だけではなく、何度も話し合うことが大切です。

・厚生労働省「人生会議」 ホームページ
※本紙二次元コードよりご覧ください

■パンフレットや市政出前講座をご利用ください
◇パンフレット
地域包括ケア推進課(第二庁舎1階)、各地域包括支援センター、各支所などで配布しています。
※パンフレットのダウンロードは本紙二次元コードからできます。

◇市政出前講座
「ゼロからはじめる人生会議」
事例などを交え、より詳しくお話しします。また、カードゲームを使って、「もしも」のときの話し合いを体験することもできます。

問合せ:地域包括ケア推進課
【電話】224-7174【FAX】224-8574