くらし 令和6年度の決算状況をお知らせします​(1)

令和6年度の市の決算がまとまりました。
皆さんから納めていただいた税金や、国・県の補助金などがどのように使われたのかをお知らせします。
◎表示単位未満を四捨五入しています。端数処理のため合計額は一致しないことがあります。

決算概要の詳細は市ホームページで公表しています

■一般会計
歳入(1年間に市に入ったお金)は801億9千万円余、歳出(1年間に市が使ったお金)は782億6千万円余となり、令和7年度へ繰り越す財源を除いた実質収支は17億7千万円余の黒字となりました。一方、この実質収支から前年度の実質収支を差し引いた単年度収支は、2億4千万円余の赤字となりました。令和6年度は、市の貯金にあたる財政調整基金を取り崩すなど、財政状況の厳しさが増しています。このため、今まで以上に歳入・歳出の両面から見直しを行い、持続可能な行財政運営に努めてまいります。

◆実質単年度収支

自主財源:市税、使用料など市が自主的に得られる財源
依存財源:地方交付税、国・県支出金、市債など国や県の基準によって定められた額が交付される財源


市の予算は、使う目的別に区分しています。各区分に掲載している事項は、令和6年度に実施した主な事業です。それぞれの区分に含まれる人件費は総額で133億円(歳出総額の17.1%)、道路や公共施設整備などの普通建設事業費は総額で88億円(歳出総額の11.2%)です。

◆令和5年度決算との比較(主なもの)
・災害復旧費
公共土木施設災害復旧事業費の増などにより前年度と比較し9,080万円、49.9%の増
・総務費
職員人件費や公有財産管理事業費の増などにより前年度と比較し19億622万円、25.0%の増
・民生費
定額減税補足給付金給付事業費や自立支援給付事業費の増などにより前年度と比較し12億6,638万円、4.8%の増
・商工費
商工振興事業費や工業振興事業費の減などにより前年度と比較し10億3,362万円、15.5%の減
・教育費
第二学校給食センター改築事業費の減などにより前年度と比較し6億5,109万円、7.4%の減

市民一人当たりに換算すると
歳入52万9,232円(前年度比1.6%増)
歳出51万6,494円(前年度比2.4%増)

◆歳出内訳
民生費:18万3,520円
総務費:6万2,974円
土木費:6万1,738円
教育費:5万3,986円
商工費:3万7,100円
衛生費:3万3,793円
農林水産業費:1万8,855円
消防費:1万3,831円
災害復旧費:1,198円
労働費:1,495円
災害復旧費:1,800円
公債費:4万5,000円
※市民一人当たりの金額は、令和7年1月1日現在の住民基本台帳人口(151,540人)で割ったものです。