くらし 公民館報いな-いっぷく

一昨年、コロナ禍で途絶えていた地区の夏祭りが復活しました。
地区の役員の一人として準備を進めながらも、数年ぶりの開催ということもあり、どの位の皆さんが参加してくれるのか心配しながら当日を迎えました。しかし、その心配は杞憂(きゆう)に終わりました。
予想を超える区民の皆さんにおいでいただき、用意していた飲食物もあっという間に終わってしまい、うれしい悲鳴を上げる状態でした。特に多くの子どもたちが浴衣や甚平を着て、ゲームや花火を楽しんでいる姿が印象的でした。きっと里帰りをされた親御さんと一緒に参加してくれたのでしょう。会場のあちこちでは久しぶりに顔を合わせたであろう旧友や知り合いの方々と笑顔で談笑する親子連れの皆さんたちや、ビールを飲みながら世間話に花を咲かせる地域の皆さんの姿が見られ、準備した者の一人としてもとても楽しいひとときを過ごすことができました。
人と人とのつながりや地域のつながりの心地よさ、大切さを感じた一日でした。
東春近公民館 酒井謙一(さかいけんいち)