くらし ふくしいな-第20回伊那市社会福祉大会『一人ひとりの未来を彩る 思いがカタチになる社会』

7月18日、長野県伊那文化会館にて「第20回伊那市社会福祉大会」を開催しました。この大会は社会福祉の推進を目的として、長年にわたり在宅で介護をされている方や、地域でボランティア活動をされている方など、社会福祉の発展に貢献された皆様を表彰するとともに、講演会を通じて福祉への理解を深める場として開催しています。
当日は、福祉関係者や市民の方など約160名の参加がありました。今回の表彰では20名、3団体、1企業に対して、伊那市社会福祉協議会会長の林俊宏より表彰状・感謝状をお贈りしました。
今年は、「デフリンピックの舞台を目指して~夢を叶えるための道のり~」をテーマに、デフリンピック競技大会に出場経験のある小川佳代(おがわかよ)さん、小西玲桜(こにしりお)さん、飯島悠祐(いいじまゆうすけ)さん、中東郁葉(なかひがしいくは)さん(ビデオ出演)をお招きし、これまでの経歴や聴覚に障害のある方が社会で活躍できる環境などについてパネルディスカッションを行いました。誰もが必要とする情報を得ることができ、環境に左右されず挑戦できる社会について考える機会になりました。手話施策推進法が施行され手話言語について関心が高まっている中、伊那市社協のスローガンである「ふれあい、支えあい、助け合う、お互い様の地域づくり」を目指して、これからも地域の皆様と一緒に取り組んでいきます。