文化 博物館だより

■〔歴史〕初夏のテーマ展示 和書のデザイン
和書とは、1200年以上の長い歴史を持つ明治期以前に日本で書写・印刷された書籍などのことです。その内容や形態について、市所蔵の資料を通して学べる展示を行います。
期間:6月29日(日)まで
場所:市立博物館 常設展示室・エントランス

■テーマ展示and信州なかのバラまつり関連プログラム
中野市産バラ入り和紙で和本をつくろう!
日時:6月14日(土)午前10時~午後3時
材料費:300円
定員:10名
※要予約。お昼は持参してください。詳しくは市公式ホームページをご覧ください。

■〔キッズ〕こどもパソコンIchigoJam+Plus(プラス)
LEDボタン(拡張基盤)とオリジナルゲームをつくって遊ぼう!
日時:
(1)本体製作 6月21日(土)
(2)LEDボタン(拡張基板)の製作andプログラミング 8月2日(土)
両日とも午後1時30分~4時30分
講師:
DC60Hz電子工作支援サークルのみなさん
上田マルチメディア情報センター 斎藤史郎(さいとうしろう)さん
材料費:
(1)2,300円
(2)600円
定員:(1)10人(2)15人
※要予約
対象:小学生以上で両日参加できる方。以前、本講座でIchigoJam本体を製作された方は(2)のみの参加も可能です。

■Column
○近世~近代の出版物から見えてくるもの
明治初めに豊津村(現中野市豊津)戸長を務めた高橋家の旧蔵史料には、江戸末期の書籍や寺子屋のお手本、明治初期の印刷物も含まれています。木版刷りや筆写した書籍、手書きのお手本類は、数多い印刷物だったり、どこにでもある同じような内容だったりということで、資料調査などではぞんざいに扱われた時期もありました。しかし、書籍類への書き込みや、日記などの関連史料に記された購入や賃借の履歴によって、書籍の流通や人々のネットワークを通した教養・文化の広がりを知る手がかりになります。
今年のNHK大河ドラマ「べらぼう」では、18世紀後半における江戸での出版文化の高まりが取りあげられています。善光寺平の北に位置する中野周辺の書籍の普及、出版の始まり、書籍を通した人々のつながりはどうだったのでしょうか。まだまだわからない点は多いと言えそうです。

■プラネタリウム投影情報
各回45分:番組(30分)+季節ごとの星空解説番組(15分)
※詳しくは本紙をご覧ください。

観覧料:一般600円 高校生以下300円 未就学児無料
※中野市内在住の小中学生・70歳以上は無料

休館日:火曜日
開館時間:午前9時~午後5時
観覧料:常設展示室 一般300円、高校生以下150円
※未就学児、中野市内小中学生・70歳以上は無料

問合せ・申込先:市立博物館
【電話】22-2005【FAX】38-1290
二次元コード決済が可能になりました!