くらし 中野市地域おこし協力隊がゆく! 信州なかの日和 SPECIAL

市内でさまざまなミッションに取り組み、活動している地域おこし協力隊。
これまでの活動の振り返りと今後の目標を伺いました。

■mission…空き家対策
一緒に次のステップへ
近藤真由隊員
中野市の空き家の現状は「空き家はある、使いたい人もいる、だけど使えない」という矛盾です。市内に約1,030戸ある空き家は全て誰かの大切な家です。家は放っておくとすぐに傷みます。もう一度「誰かの場所」になるまで正しい管理を続けることや活用するにしても早期対応が必須です。大切な場所の決断は慎重になるはず。不安や課題を一緒に考えて次のステップへつなぐお手伝いをしています。フォローやイベント開催のみならず進行中プロジェクトとして「空き家活用事例ブックの制作」「家屋実態調査の定期送付」を行っています。

問合せ:都市建設課
【電話】22-2111(内線358)

■mission…多文化共生
中野市の魅力をもっと知ってほしい
ウォン・ジュン・シアン隊員(愛称:ノア)
中野市でのイベントが増えたことは、本当に大きな成果のひとつだと思います。最初はうまくいくか不安もありましたが、「ミュージックジャズ」や「えいごdeポケカ」などのイベントが回数を重ねるごとに多くの人に楽しんでもらえるようになり、同時に中野市のことを知ってもらえるきっかけにもなりました。特に、家族連れや若い世代の参加者が増え、イベントの力ってすごいなと感じました。これからはもっと視野を広げ、他県にも中野市の魅力を発信するため、県外でのイベント開催や、地域とのコラボレーションなど、新しいことにもどんどんチャレンジしていきたいです。

問合せ:企画財政課
【電話】22-2111(内線401)

■mission…観光振興
中野市を、北信観光のHUBに。
入江健太隊員
中野市に移住してまだ3カ月ですが、食べ物やお酒の美味しさと、思い立ったらすぐに大自然の中で遊べる環境の素晴らしさを強く感じています。だからこそ、北信地域に訪れる観光客の方にもっと中野市に滞在してほしいです。滞在する理由は既にあって、それがまだまだ伝わっていないように感じます。そうした中野市の魅力を直に伝えるために、中野市のヒト・モノ・コトを北信地域全体に届ける必要があります。そうして生まれた実質的な結び付きが幾重にも連なることで、文字どおり、中野市が北信観光の“HUB”となり得るのだと考えます。

問合せ:商工観光課
【電話】22-2111(内線259)