- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県塩尻市
- 広報紙名 : 広報しおじり 令和7年6月号
「危険物無事故へ挑むゴングが鳴る」を危険物安全週間推進標語として、6月8日(日)から14日(土)までを「危険物安全週間」とし、危険物の保安に対する意識の高揚および啓発が全国的に推進されています。
■危険物とは
消防法上の「危険物」は、化学的・物理的性質によってさまざまな種類のものがあり、一般的に、それ自身が発火または引火する危険性のあるものや、他の物質と混在することで燃焼を促進させるものが該当します。
例えば、感染防止対策として必需品となっている「アルコール」や、自動車の燃料としてなじみのある「ガソリン」などがあり、その他にも灯油などの燃料、機械の潤滑油、プラスチックの原料など普段の生活の中においても欠くことのできない重要なものとなっています。その一方で、それらは大変火がつきやすく、一部の危険物では自ら発火したり、空気や水と反応して発火するなどの性質を持っているものもあり、取り扱いには細心の注意が必要です。
■身近な危険物の取り扱いについて
・危険物となる物品を使用する付近では、喫煙やこんろなどを使用した調理など火気の使用はしない。
・危険物の詰替えを行う場所は、通風性の良い場所や常時換気が行える場所を選び、可燃性蒸気を滞留させない。
・保管場所は、直射日光が当たる場所を避ける。
・本市の廃棄方法に従って、正しく安全に危険物を破棄する。
問合せ:
・塩尻消防署【電話】54-0119
・広丘消防署【電話】54-3010
・木曽消防署北分署(楢川地区)【電話】0264-36-3119