くらし 市民病院通信

■助産所とうみのお産
助産所とうみでは、お産の受け入れをしており、自然分娩ができます。自然分娩と助産所の特徴を知って、自分らしいお産をするために参考にしていただければと思います。
自然分娩は、お母さんと赤ちゃんが本来持っている「産む力」「生まれる力」を発揮して、医療介入は最小限で出産する方法です。一般的に母体の回復が早いといわれています。
助産所では、妊娠中から助産師が妊婦健診を行い、妊娠経過やお腹の中の赤ちゃんの成長の様子、お母さんの体の変化などを確認しています。お母さんと一緒に、心と体の準備を一緒にしながら、どんなお産がしたいかを話していきます。出産の時は、お母さんが主体で、できるだけリラックスできるように、ご家族にもそばにいてもらうことができます。お部屋は、完全個室(バス・トイレ付)で分娩台は使用せずお布団またはベッドで自由な体位で出産ができます。陣痛中から出産まで私たち助産師も寄り添い、呼吸を整えたり、マッサージをしながら、お母さんと赤ちゃんのサポートをしています。
しかし、妊娠や出産の経過中に医療が必要となる場合もあります。出産はお母さんと赤ちゃん双方が健康な状態であることが大切なので、万が一、異常の兆候や医療が必要な出産の可能性が出た場合には、連携医療機関である信州上田医療センターへ転院や搬送となる場合もあります。
赤ちゃんを産むことは大仕事だからこそ、自然で自分らしいお産をしてみませんか。助産所はいつでも見学することができますので、お産に興味がある方がいましたら、お気軽にお問い合わせください。

市公式YouTube「東御市チャンネル」では、助産所とうみで出産をされたご家族に半年間密着取材したドキュメンタリー映像を公開しています。ぜひチェックしてみてください。

問い合わせ先：助産所とうみ
【電話】62-0168