その他 羅針盤

令和七年は記録的猛暑や九州・首都圏の豪雨災害、大船渡の山林火災など、自然災害が社会に深い影響を及ぼした年であった。気候変動の現実は農業や観光を通じて地方にも直結し、地域社会の防災力と持続可能な暮らしの重要性を改めて認識させた。経済面では金融政策に転換が訪れた。株価は最高値を更新したが、物価高は生活に重くのしかかり、地方においてもその影響は大きい。国際的には米国の政権交代や通商政策の変化が世界経済に波及し、私たちの暮らしにも間接的な影響を与えた。一方、大阪万博では、持続可能な社会や先端技術の可能性が示され「変化を受け止める年」だったと感じる。生成AIや環境技術の進展は、人口減少が進む地域においても新たな可能性を開き、自然環境や文化資源を活かした取り組みは未来を形づくる力となる。小さな町だからこそできる挑戦を積み重ね、未来への希望を育み、令和八年は「変化を活かす年」にしたい。