- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県小海町
- 広報紙名 : 小海町公民館報 第563号
「母国スリランカの味を小海に届けよう」
9月21日、小海町農産物加工直売所で開かれたマルシェに、スリランカ出身のサシカさん・ナヤナさんご夫妻が初出店しました。「地域の皆さんに母国の味を届けたい」というお二人の思いから、今回の出店企画は始まりました。
イベントに向けて東京のスリランカの食材店から材料を調達し、前日の夜はスリランカ料理には欠かせないココナッツや様々な香辛料を使い、直売所の調理室で下準備。当日はチキンと豆の2種類の「スリランカカレー」にスリランカ風ふりかけ「サンバル」を添えたランチボックス、米粉とココナッツミルクの伝統揚げ菓子「コキス」、スパイスが効いたスリランカ風プリン「ワタラッパム」の3種類のメニューを提供しました。
カレーのご飯はスリランカ米を使用し美しい黄色に炊きあげ、コキスは専用の「型」を使って伝統的な形で揚げました。当日は開店と同時に列ができ、町内はもちろん佐久穂町や佐久市、南牧村からも多くのお客様が訪れ、午前中にはすべて完売する盛況ぶりでした。
スリランカ料理ファンのお客様はもちろん、今回初めてスリランカの味を体験した方からは、「サンバルは見た目以上に刺激的な辛さでびっくり」「コキスはお煎餅みたいな食感」など様々な感想が寄せられました。サシカさんご夫妻も「準備は大変だったが、母国の味を地域の人と分かち合う喜びを実感できたので、ぜひまた出店したい!」と大満足でした。
本場のカレーはさらに辛いとのことですので、今後はサシカさんご夫妻と一緒に「好み」の辛さのカレーを参加者も一緒に作れるイベントを企画中です。ぜひご参加ください!
