健康 毎日健康生活 健康づくり推進委員だより

■長野県保健補導員等研究大会〜笑いがもたらす 健康効果について〜
10月15日(水)、長野県保健補導員等研究大会が開催されました。この大会は、県下各地から健康づくり推進委員(保健補導員)さんが一同に集まり、健康についての講演を聞く年に1度の機会で、長和町からは、7人の健康づくり推進委員さんが参加しました。
講演会では、福島県立医科大学医学部免疫学講座主任教授の大平哲也氏から、「笑いがもたらす健康効果について」のお話をお聞きしました。

◇笑いの効果
Q.笑いってニコニコしていることとは違う?
A.笑いは表情や感情だけではなく、声を出して、全身をつかう行動です。

Q.笑うことのメリットは?
A.高齢になっても歯が残っている人が多い、笑わない人に比べて糖尿病や認知症になりにくいということがわかっています。

この笑いの効果を得ることができる「笑いヨガ」を会場全体で体験しました。手拍子や掛け声をしながら笑ったり、万歳の動作をしながら笑ったりと全身を使いながらの笑いヨガで、会場全体が楽しい笑い声であふれていました。
笑いヨガに興味を持たれた方は、福島県立医科大学健康増進センターで動画を公開していますので、ぜひご覧ください。

■第47回保健大学〜健康のひけつ ヘルスメンテナンスについて〜
保健大学の様子は12/18ゆいねっとで放送予定

11月12日(水)、第47回保健大学長門町民センターにて開催しました。講師に依田窪病院内科医であり、長和町まちづくりアドバイザーの小原亘顕(おはらのぶあき)先生をお招きし、「健康のひけつ~ヘルスメンテナンスについて~」と題してご講演をお聞きしました。
健康と一言で言っても、人それぞれ思い浮かべる健康の状態が異なります。人生の満足度や生活の自己評価などの主観的なものと、平均寿命や健診結果など数値で表せる客観的なもののどちらもがよくなっていくのが理想です。そのために、病気を防ぎ、身体機能を維持し、健康を増進する取り組みである、「ヘルス・メンテナンス」が必要です。

◇ヘルス・メンテナンスの方法
(1)健康診断やがん検診をうけましょう
→がんや生活習慣病を予防するきっかけになります
(2)食事
タンパク質(理想体重(kg)/g・日)の摂取、適切なカロリーの摂取、ビタミン・ミネラルの摂取、減塩(7.5g/日未満が理想)
(3)運動
早歩き程度の運動30~60分を週に3日以上行うと効果的
(4)禁煙・節酒
年をとっていても、長年喫煙していても、禁煙の効果は得られます。お酒も適量摂取が望ましいです
(5)ワクチンの接種
肺炎球菌ワクチンや帯状疱疹ワクチンなど、ワクチン接種で重症化を予防しましょう。
(6)生活習慣病の治療
高血圧症・糖尿病・脂質異常症は早期に治療を開始することで、合併症の発症率を下げることができます。

問合せ:保健福祉課 健康づくり係
【電話】68・3494