文化 おらが村の足跡(122)

■縄文人の暮らしと石器(2)
今回ご紹介するのは、前回に引き続き、縄文時代の石器たち。現在八ヶ岳美術館にて開催中の3館共同企画展『JOMON IS ROCK―縄文人の暮らしと石器―』は11月24日(月祝)まで開催中です。

◯信州の〇〇
突然ですが、“長野県の〇〇”、皆さんはいくつご存知でしょうか。県の花はリンドウ、県の木はシラカバ、県の鳥はライチョウ、動物はカモシカ(アルクマではなくカモシカ)。この辺りまでは、かなりの方が即答できるかもしれません。では、県の石は?

◯信州の石?
はい、黒曜石ですね!既にご存知の方も、勘良く気付いた方も、一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。ガラス質の火成岩・黒曜石は、星ヶ塔(下諏訪町)や星糞峠(長和町)等が知られるように、限られた産出地から全国へ流通した、いわば最古の信州ブランド。質の良い信州産黒曜石は縄文人たちに非常に重宝され、生活に欠かせない道具として、また黒曜石そのものの美しさは、現代の私たちも納得できる魅力です。

◯3館スタンプラリー開催中!
そんな黒曜石をはじめ、石器が主役の3館共同企画展。期間中3館をまわってスタンプを集めると、記念品として各館オリジナルデザインの缶バッジ(またはマグネット)がもらえますので、ぜひご参加ください。役場1階ロビーにも村内出土品を展示しておりますので、お越しの際はご覧ください。

問合せ:生涯学習課 文化財係
【電話(直通)】79-7930