イベント 村のできごと

■村地域づくり支援事業を活用 村内の施設にボードゲームを
住民有志団体「遊びを学びにプロジェクト」が、9月から村内の保育園や幼稚園、老人施設など6施設にボードゲームを設置します。代表のあだちちひろさんは、近年人気のボードゲームを紹介、イベントの主催やオリジナルゲーム制作などを手掛けている“ゲームマスター”です。これまでボランティアとして学童クラブで子ども達と一緒にボードゲームで遊ぶなどの活動も行ってきました。
およそ20種、200個のボードゲームが「村内の地域コミュニケーション活性化の下地作り」を目的として用意されました。単にボードゲームを配るのではなく、今後あだちさんが施設を回り、職員らにルールを教え、部品補充などメンテナンスする、継続的な活動です。ゲーム購入費の一部には村の地域づくり支援事業補助金を活用しました。
中には複数の施設で同じボードゲームもあります。「同じボードゲームを知っていれば、他の施設に行ってもすぐ遊べます」とあだちさん。中学生が小学生に教える、小学生とお年寄りが一緒に遊ぶなど、ボードゲームを通じ魅力的なコミュニケーションのある村にしたいと話しました。

■村内で各種競技を開催 穂屋祭体育大会
8月30日・31日、穂屋祭マラソン大会、穂屋祭剣道大会などが開催されました。村スポーツ協会会長の百瀬会長は「昨年は駅伝で小学生が県内8位になるなど話題が多かった。これからも村を様々なスポーツで盛り上げたい」と話しました。今回、マラソン初出場という平田さんご家族は、毎朝歩くところから練習を始めたそうで、ゴール後は、ご家族3人で爽快感のある笑顔を見せていました。
同日、社会体育館で行われた剣道大会には、諏訪地域から小中学生の皆さんが参加。「いつも一緒に練習しているから」と、応援の掛け声にも、市町村の枠を越えた絆を見せていました。

■全日本ジュニア/学生柔道体重別選手権 文武両道、柔道全国2大会へ
金沢工業大学2年生の牛山魁人さんが、9月13日~14日に埼玉県で行われる全日本ジュニア柔道体重別選手権大会、9月27日に東京都、日本武道館で行われる全日本学生柔道体重別選手権大会への出場を決め、牛山村長を表敬訪問しました。牛山さんはバイオ・化学部 生命応用・バイオ学科に在籍し学業が忙しい中、鍛錬を重ね81kg級で2つの全国大会へ出場を勝ち取りました。「背負い投げで一本を狙うスタイルですが、自分の体の強さを生かすため寝技も強化したい」と意気込みます。村長は「普段の練習の成果を大舞台でぜひ生かしてほしい」と激励しました。

■観光地域づくりを推進する「地域プロジェクトマネージャー」第1号が就任
9月1日、地域おこし協力隊員OBの内田将大さんが、村の地域プロジェクトマネージャーに就任し、今年度始動の「一般社団法人原村観光局」に派遣されました。原村観光局は、旧原村観光連盟にかわり設立された、村の観光を担う民間組織で、観光情報の集約と活用により“攻めの観光”へのシフトを目指しています。内田さんは理事/事務局長として、村の重要プロジェクトである“観光地域づくり”の推進にあたります。「村の強みを再認識するためにも、今年度は調査やヒアリングを重点的に行いながら、対外的な場で村の観光の魅力もアピールしたい」と話しました。