くらし 水道の凍結対策をしましょう

冬季にかけて、氷点下を下回る日が続くと、水道管が凍りやすくなります。水道管が凍ってしまうと、蛇口から水が出ないだけでなく、管やそれに直結する装置に負荷をかけてしまい、最終的には破損、漏水につながる恐れがあります。

■凍結対策
◯凍結に弱いところを保温する
《屋外の水道管を保温する》
屋外でむき出しになっている水道管は水温が低下しやすいため、布切れや発泡スチロール製の保温材で保温し、ビニールテープを巻いて防水してください。
凍結防止帯や専用ヒーターは、朝晩の気温が氷点下を下回る季節になったら、早めに電源を入れましょう。凍結防止帯用の節電機器を使用している場合は、当村の環境下では正常に作動しない事例が見受けられますので、取扱いにご注意ください。

《水道メーターボックス内を保温する》
メーターボックスの内部では水道管が露出しています。発泡スチロール製の保温材をビニール袋等に詰めたものを入れて、メーター付近の水道管を保温してください。

◯あらかじめ水を抜いておく
蛇口を閉めていても、管の中には水がいっぱいに詰まっています。冬季の間使用しない水道は、「水抜き」を行い、水道管を空にしておくことが凍結対策になります。
水道の元栓(不凍栓およびメータボックス内の止水栓)を閉めてから、宅内のすべての蛇口を全開にして水を出し切りましょう。また、水道管以外の機器については、取扱説明書をご確認いただき、指定された方法、手順で水抜きを行ってください。

■それでも凍結してしまったら
◯水道が凍って出ない場合
蛇口をいっぱいに開けた後、凍った部分にタオルをかぶせ、ゆっくりとぬるま湯をかけて温めてください。
※熱湯は厳禁です。蛇口や水道管を傷めるだけでなく、やけどの危険もあります。

◯水道管の破裂などで、水が止まらない場合
(1)水道の元栓を閉めてください。
トイレ、台所、外水道などに、個別で不凍栓やバルブが設置されている場合は閉めます。
メーターボックス内のメーター横にある止水栓を、ペンチや止水栓回しを使って時計回りに閉めます。

(2)「原村指定給水装置工事事業者」へ修理の依頼をする。
村が指定した「原村指定給水装置工事事業者」に修理を依頼してください。
事業者一覧は、村ホームページで確認できます。
※宅地内における修理費用は、お客様のご負担となります。

◆よくあるお問い合わせ
Q.入居したのですが、水道が出ません。
A.退居者が水抜きしている可能性があります。水道メーターボックス内の止水栓を反時計回りに開け、不凍栓を全開にしてご使用ください。
※閉栓のお手続きをしている場合は、事前に上下水道係までご連絡ください。

Q.検針員から「使用水量が多い」と言われましたが、使った覚えがありません。
A.まずは、漏水していないかご確認ください。よくある水漏れとして、蛇口パッキンの劣化、トイレタンク内のボールタップの不具合、不凍栓が半開きになっていることなどが挙げられます。また、同居のご家族が使用された可能性もありますので、あわせて確認をお願いします。

問合せ：建設水道課　上下水道係
【電話(直通)】79-7943