- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県高森町
- 広報紙名 : 広報高森「あったかもり」 令和7年10月号
第7次振興総合計画将来像
なりたい『あなた』に会えるまちへ、
令和6年度の主な事業の一部を紹介します
■下市田保育園の改修
○下市田保育園施設改修整備事業
歳出決算額…4億4,591万円
施設の老朽化への対応と現行基準への適合を図るため、下市田保育園の大規模改修を行いました。改修後の園舎は、木のぬくもりと太陽の光や暖かさを感じられる空間となりました。今後も地域の皆さまに愛される保育園を目指していきます。
■山吹ほたる パークオープン
○山吹ほたるパーク周辺整備事業/繰越
3億124万円
令和5年12月に着手したJFA(日本サッカー協会)公認のロングパイル人工芝を使用したサッカーグラウンドが完成しました。一般用サッカーピッチ1面、少年用サッカーピッチ2面、また、地域コミュニティ、健康づくりなどとして多目的にご利用いただけます。
○ほたるパークの周辺環境整備事業
1,444万円
必要備品(音響機器、サッカーゴール、テント、ジェットヒーター、机・椅子など)の整備や、インターネット環境構築、看板・施設内サイン表示などの設置工事を行いました。
○ほたるパーク周辺施設維持管理事業
1,450万円
使用者が安全で快適に使用でき、施設の維持も適切に行えるように管理人が常駐する体制を整えました。引き続き、多用途で多くの町民・地域の皆さんに利活用いただける施設運営を図っていきます。
■「山吹下河原未来ビジョン」策定
○山吹下河原土地利用計画策定事業/繰越
歳出決算額…393万円
リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通を見据えた山吹下河原の土地利用計画「山吹下河原未来ビジョン」が、地域や子育て世代の皆さん、北小6年生などの意見を踏まえ完成しました。今後、未来ビジョンの具現化に向け、地域の皆さんとともに取り組んでいきます。
■主体的な学びの実現
○地域人材育成事業
歳出決算額…760万円
地域課題をビジネス手法で解決するため本年度発足した南信州SBPクラブは、一般社団法人「未来の大人応援プロジェクト」と連携し、柿丸くん焼きの企画販売を中心とした活動を行いました。町や地域のイベントだけでなく、県外の高校生との交流事業にも参加しました。若い皆さんの情熱ある活動が未来の高森町のまちづくりの充実につながっていきます。
■福祉センタ―改築 基本設計完成
○現福祉センター施設改築事業/繰越
歳出決算額…1,903万円
町内外の人たちがつながり、交流できる(仮称)地域交流センターは施設利用者や学生からシニアまで多世代の方による検討委員会で設計内容の検討を重ね、それをベースとした設計案に対し住民の皆さんから募集した意見も参考にして、基本設計が完成しました。令和7年度は実施設計を行っています。
■地球温暖化防止
○地球温暖化防止推進事業
歳出決算額…7,271万円
山吹ほたるパークでは、太陽光発電システムと蓄電池を導入して、夜間照明などに使用しています。また、住宅・事業所に設置する太陽光発電設備・蓄電池に対する補助制度を拡充しました。今後も、持続可能なエネルギーを活用し、地球環境にやさしいまちづくりに取り組んでいきます。
■農業・農地の在り方を考える
○地域計画策定事業
歳出決算額…95万円
大切な農地をどう守り次の世代に引き継いでいくか、10年後を目途に地域の農業や農地のあり方を明らかにする「地域計画」を町内の15区域において策定しました。今後も地域の皆さんとの話し合いを重ね、計画に沿って高森町の農業を次世代へ繋げる取り組みを進めます。健康・福祉の理解促進歳出決算額8万円障がいへの理解促進事業自分らしく生きていける共生社会を目指し、健康福祉の日「あいLaBo」を山吹ほたるパークで開催しました。トークセッションや「足」から始まる健康運動、体験コーナーなどを通じて、福祉や健康を楽しく学びました。今後も、人のつながりを大切にし、互いを認め、支え合う町を目指し取組みを進めます。
■町の財政担当から皆さんへ
町では、全ての事業において「この事業がどのような未来に繋がっているか」という点を意識し、全職員が同じ目標のもと事業を執行しています。
長期的な視点で見ると、人口減少や高齢化により、税収も減収することが見込まれます。
10年、50年、100年、何年たっても高森町に住んでよかったと思える町にしていくには、限られた財源の中で効率的な行政運営を行い、町に「何が必要なのか」を町民の皆さんと一緒に考えていく必要があります。
町では今後も、見える行財政経営に取り組んで行きます。町の財政事情について「もっとこんなことが知りたい」といった意見がありましたら、ぜひお寄せください。
問合せ:総務課 財務係
【電話】35-9402
