- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県高森町
- 広報紙名 : 広報高森「あったかもり」 令和7年10月号
■歳入
86億3,973万円
・地方交付税…25億56万円
・国・県支出金…15億6,534万円
・町税…15億184万円
・町債…7億3,130万円
・譲与税・交付金など…5億5,262万円
・寄付金…4億5,294万円
・その他…13億3,513万円
※表示単位未満を四捨五入しています。端数処理のため、合計額は一致しない場合があります。
○用語の解説
・地方交付税:どの地域でも一定の行政サービスが受けられるよう国が交付するお金
・国・県支出金:特定の事業のために国・県が交付するお金町税皆さんが高森町に納めた税金
・町債:大きな事業を行うために国や銀行などから借り入れるお金
・譲与税・交付金など:全国一律の基準によって国から地方公共団体に譲与されるお金
・寄付金:ふるさと納税やその他の寄付金
○黒字決算となりました
「決算」とは、町に一年間に入ってきたお金(歳入)と使ったお金(歳出)の最終合計を表したものです。歳入から歳出を差し引いた形式収支は6億6176万円で、引き続き黒字となりました。
「基金」とは、例えば災害が起きたときや、大きなプロジェクトを進めるときなどのためにお金を貯めておくもので、、家庭に置き換えると貯金といえます。
「借入金」とは、大きな事業を行う際や、災害復旧・防災対策のために、国や金融機関から借りる資金のことで、家庭に置き換えると借金にあたります。
町が借金をすることは必ずしも悪いことではありません。学校や道路などこれからも長く使用していくものを、今の人たちだけで負担するのではなく、未来の人たちと負担を分け合うという考えのもとに借金をしています。また、借入金の返済は、国からの交付税で賄われる部分もあります。そのため、必要な事業に必要な投資を行う上で効果的な手段と言えます。
今後も借入金が増えすぎないよう注意しながら、健全な状態を維持して持続可能な行政運営に努めます。

■歳出
79億7,797万円
・民生費…26億1,107万円
・総務費…13億8,062万円
・土木費…10億7,610万円
・教育費…9億4,863万円
・衛生費…5億1,752万円
・商工費…3億1,041万円
・農林水産業費…3億134万円
・消防費…2億4,186万円
・その他…5億9,042万円
○用語の解説
・民生費:子ども・高齢者・障がい者などの福祉に
・総務費:戸籍・選挙・町税の賦課徴収・庁舎管理などに
・土木費:道路・水路・公園などに
・教育費:学校教育・生涯学習などに
・衛生費:健康管理・ごみ処理などに
・商工費:商工業・観光などに
・農林水産業費:農業・森林整備などに
・消防費:災害から皆さんを守るために
○指標で見る!
[財政は健全]
財政の状況を表す全国共通の指標から町の財政状況を見てみましょう。
「実質公債費比率」と「将来負担比率」は、財政の健全性を示す指標です。いずれも国の基準を下回っており、高森町は健全な財政運営ができています。
「財政力指数」は、町が自力で運営できる力を示す指標で、「1」に近いほど自立度が高く、低いほど交付金に頼る割合が高くなることを示します。

