- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県朝日村
- 広報紙名 : 広報あさひむら 2025年5月号
~人・自然・産業が輝き、夢・希望・笑顔あふれる朝日村~
43億1,000万円
前年度比14.8%増額
令和7年度の一般会計総額は43億1,000万円で、前年度当初予算に比べ5億5,600万円(14.8%)の増額となりました。朝日村第6次総合計画のスローガンに掲げる将来の朝日村の姿「人・自然・産業が輝き、夢・希望・笑顔あふれる朝日村」の実現のため、総合計画基本計画に掲げた取組を着実に進めます。
■歳入
村税は、前年度比50万円増(0.1%)を見込んでいます。個人住民税の定額減税による減収がなくなるため大幅に増額するものの、固定資産税(償却資産)の減少があるため、ほぼ昨年同様額になる見込みです。また、村の収入の35.5%を占める地方交付税(普通交付税)については2,710万円(1.9%)増の14億6,020万円を見込んでいます。その他の主な増減としては、臨時財政対策債が全額削減、譲与税及び交付金は、定額減税による減収に対する補填が終了し、9,384万円(▲82.9%)の減額、国庫支出金は道路インフラ整備等に活用する社会資本整備総合交付金のほか、長引く物価高騰等の対応策となる重点支援地方交付金の増などにより、6,671万円(18.4%)の増額、普通建設事業における建設地方債は、継続事業である道路・橋梁長寿命化事業、小学校給食棟改修事業に加え、社会体育施設や資料館・美術館等のLED化などを実施するものの、6,800万円(▲16.6%)の減額となります。
■歳出
人件費は7億1,051万円で、地方公務員の給与改定に伴う一般職及び会計年度任用職員人件費の大幅な増により、2,062万円(3.0%)の増額となっています。物件費は、標準準拠システム移行業務や各種計画策定に要する委託料などの減により1,917万円(3.0%)の減額となっています。普通建設事業費は4億3,107万円(30.73%)の増で、主な事業としては、公的賃貸住宅整備事業、診療所建設事業、朝日小学校給食棟長寿命化改修工事、道路長寿命化事業、資料館・美術館改修工事などを実施してまいります。
○一般会計予算の内訳(性質別)
■主要事業
▼基本戦略1…魅力にあふれ暮らしたくなる村をつくります(魅力づくり)
・移住定住促進事業(移住定住支援)
・公的賃貸住宅整備事業
・生活支援商品券配布事業(重点支援交付金)
▼基本戦略2…一人一人が活躍できる村をつくります(ひとづくり)
・朝日小学校長寿命化事業(給食棟・エレベーター)
・障がい者・障がい児童支援費
・資料館・美術館改修工事
▼基本戦略3…安心して暮らし続けられる村をつくります(地域づくり)
・診療所建設事業
・長野県防災行政無線(衛星系)更新事業
・地域公共交通確保等事業
▼基本戦略4…未来へつながる村をつくります(持続可能なむらづくり)
・標準準拠システム移行事業
・公共施設等管理費(村借地整理)
・指定統計調査(国勢調査)
○目的別歳出
一般会計当初予算村民一人あたりに換算すると…
▼村民一人当たり約1,011,262円
・議会費 12,728円
・総務費 164,272円
・民生費 194,158円
・衛生費 91,519円
・労働費 2,583円
・農林水産業費 56,618円
・商工費 27,239円
・土木費 174,976円
・消防費 44,072円
・教育費 158,884円
・公債費・その他 84,215円
※村民一人当たりの金額は、上記グラフに示した目的別歳出の項目・金額を、令和7年1月1日現在の人口4,262人で割り返した金額となっています。