- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県白馬村
- 広報紙名 : 広報はくば 2025年6月号 Vol.585
◆新着案内
◇一般・郷土
◇児童書・絵本
◇雑誌
◆今月のおすすめ本
『一冊で読む漢詩400』
鷲野 正明/編著(笠間書院)
◇内容紹介
古くは紀元前から親しまれ、言葉のリズムや響き、対句の技法を用い、自然の情景や人情などを表現した漢詩。一見難しそうに見える漢詩にも、張謂の世人結交須黄金(世間では交際するのにお金がいる)、杜牧の贏得青樓薄倖名(残ったのは浮気者という評判だけ)、なんてクスっと笑える詩や、社会に対する不満など様々なテーマの詩が詠まれています。本書は、多くの表現豊かな漢詩の中から、著名な漢詩を含む400篇を収録、詩人の略歴や鑑賞メモも付いた詩の辞典としても楽しめる一冊です。
『いもむしずんずん』伊佐 久美/作(講談社)
大きないもむしが、ずんずん山を下り、高速道路を走り、トンネルを抜け、町にやってきた。ビルの壁をずんずん上り、あ、とまった…。生き生きと描かれた いもむしと、物語の展開が楽しい思わず声にだして読みたくなる絵本。
『いとしきもの 森、山小屋、暮らしの道具』小川 糸/著(文藝春秋)
土の上を歩き、目に美しい景色を映し、生活したい。そんな願望から、都会を離れ、自ら小さな山小屋を建てて第二の人生をスタートさせた著者。八ヶ岳でのシンプルで丁寧な暮らしを綴ったカラー写真満載のエッセイ。
『たった2℃で…地球の気温上昇がもたらす環境災害』キム・ファン/文 チョン・ジンギョン/絵(童心社)
あなたの体温が2度上がったら…?とてもつらくて苦しい状態になるのは想像できますよね。もしも地球の温度が2度上昇したら、動物や魚、そこに住む私たちはどうなってしまうのか?待ったなしの地球温暖化問題を、わかりやすく伝えてくれる絵本です。
『君が眠りにつくまえに』水沢 秋生/著(新潮社刊)
事故で妻を亡くし、死を決意した会社員。優秀な双子の弟に劣等感を抱く大学生。母親の看病のために役所勤めを辞め、生活が一変した女性。苦悩に満ちた日々を送る三人に訪れた偶然の出来事は、彼らや周囲に前を向く力を与える。心温まる感動作。
『身近な石をおもいっきり楽しむ図鑑』柴山 元彦/監修(ナツメ社)
色や形、模様が異なる石はどのようにできるのか。身近にある石への素朴な疑問から、石を使ったアートや標本箱の作り方など、基本的な知識や魅力を、豊富な写真とイラストを用いてわかりやすく解説する、見て楽しく学べる図鑑です。
◆お知らせ
◇『白馬村図書館ボランティア募集』
図書館に関心を持ち、活動をサポートしてくれる方を随時募集しています。
募集対象者:中学生以上
主な活動内容:本の修理や装備、書架整理、郷土資料の整理、イベントの補助など
詳しくは、募集申込書をご覧いただくか、白馬村図書館までお問合せください。
◆図書館のおやすみ
・月曜日 祝日
・毎月 最終金曜日(館内整理休館日)→祝日と重なる場合、休館日が変更となります。
・その他 やむを得ず、臨時休館・臨時閉館する場合があります。
◆図書館の開館時間
午前9時から18時
令和7年6月
白馬村図書館
【電話】(72)-5200