くらし [Community]まち活ノート

■地域の絆を育むまちづくり/伊深まちづくり協議会
伊深まちづくり協議会(以降、「伊深まち協」)は、地域の文化や自然、歴史を学び伝える活動を進めています。お月見コンサートなど季節の文化を伝える活動や子どもたちへの農業体験支援、地域の歴史を伝える講演会の実施、交流センターのロビーを活用した展示など、幅広く活動しています。令和7年度からは、「伊深の歴史を後世に残す」をテーマに、地域の歴史をさらに深掘りし、それを伝える「語り部」育てなどに取り組んでいきます。また、伊深まち協の活動団体である「伊深ごはん研究会」は、令和3年度から学童クッキングを始め、子どもたちと関わりながら、食文化や地産地消の大切さを伝えています。
自治会離れなど、人と人とのつながりが薄くなりがちな現代において、伊深まち協の「住み続けたい、住んでよかったという町にしていこう」「地域で解決できることは地域で解決しよう」という取り組みは、人と人、人と地域の関わりづくりにつながっています。これらの活動は、市が作成した「自治会加入推進チラシ」のモデルとして伊深町が選ばれるきっかけとなりました。チラシに使われた写真は、伊深町在住で写真家の市川美幸(いちかわみゆき)さんが撮影したものです。全ての年代の人が肩を組み、笑い合う様子から、支え助け合う地域のつながりの良さが伝わってきます。地域活性化を目標に活動している伊深まち協は、これからも地域の豊かな文化と歴史を学び伝え、住民が声をかけ合ったり気にかけ合いながら、絆を深めていくまちづくりをすすめていきたいと考えています。

問合せ:まちづくり課まちづくり係
【電話】内線448