くらし シリーズ人権 みんなで考えよう。人が人らしく生きるために…

■少年の主張審査会より
◇各校の代表としての発表
6月8日(日)に少年の主張審査会が行われました。今年度は小学生7人、中学生4人の児童生徒が発表してくれました。内容を考え、各学校の代表として相手に伝わるように発表する姿が多く見られました。今回は、中学生の最優秀作品である、三輪華楓さんの主張をもとに「言葉」と「人権」について考えてみたいと思います。

※詳細は本紙をご覧下さい。

◇命の尊さ
私はこの主張を聞いてふと思い出した話があります。それは、生まれたばかりの命がどれだけ必死に生きようとしているか伝えてくれた岐阜県総合医療センター新生児内科の先生の講演です。治療が必要な産まれたばかりの赤ちゃんが必死に手足をばたつかせている様子から、「生きたい」という命の訴えを感じ、「何としてでも、絶対に助ける」という強い使命感をもったという内容です。そして、「幸せになるために誰もが生まれてきた。私が生まれてきた訳は、愛しいあなたに出会うため。」と締めくくられました。この講演を聞いて、今、生きているということは奇跡の連続であり、誰もがかけがえのない存在であることを深く感じることができました。
華楓さんの家庭にある暗黙の約束も、命が尊いものであり、誰もがかけがえのない存在であると知っているからこそ、「命を蔑(ないがし)ろにするような言葉は決して使ってはいけない」という約束として存在しているのだと思います。
自分の命の尊さを感じ、大切にできれば、他者の命を同じように大切にすることができる。私自身、命の尊さについて改めて感じ、考えられたのは、演台で思いを伝える華楓さんの言葉に重みがあったからだと思います。
皆さまは華楓さんの主張から何を感じられましたか。