くらし 令和7年 新年のごあいさつ

新年明けましておめでとうございます。皆さまにとって明るく希望に満ちた年になることを心から願い、新年を迎えております。昨年6月に町長に就任し7か月が過ぎましたが、その間、皆さまからご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年は新年早々、能登半島で震度7の大地震が発生し、さらに地震から立ち直ろうとしていた矢先の9月には、能登地方を集中豪雨が襲いました。亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。そのような幕開けの年ではございましたが、昨年、富加町は誕生70周年を迎えました。富加町は、昭和29年7月に富田村と加治田村が合併し、両村の頭文字をとって富加村となり、その後昭和49年に町政が施行され現在に至ります。節目の年となった昨年は、記念事業として町誕生70周年記念式典や歴史シンポジウム、町民まつりなどを開催しました。多くの関係者各位のご理解とご協力によるものと、心より感謝いたします。本年も引き続き文化講演などを実施し町を盛り上げていく予定です。多くの皆さまと共に作り上げていき、富加の元気な力を発信していきたいと思いますので、ご参加お待ちいたしております。
また、未来の富加町へ向け、次の6つの柱を中心に施策を進めてまいります。(1)子育て支援・教育の充実、(2)高齢者福祉の充実、(3)災害に強いまちづくり、(4)対話を重視した政策決定、(5)産業の活性化、(6)文化を生かしたまちづくり。より良い故郷を、今を生きる町民の皆さんと共に手を携え、共に歩む一年にしたいと思います。一人ひとりの声を大切にし、町全体が笑顔で溢れる未来を築いてまいります。この素晴らしい富加町が、より幸せを感じられる町に、住んでよかったと思っていただける町になるよう、全力で取り組みますので、本年も変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、令和7年が皆さまにとりましてより良き一年となりますよう心よりお祈り申し上げ、ご挨拶といたします。

富加町長　渡邉圭太