- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県八百津町
- 広報紙名 : 広報やおつ 令和7年7月号
■家具類の転倒・落下・移動防止対策!
近年、発生が危惧されている東南海、南海トラフ巨大地震を踏まえて、日頃から家具類の転倒・落下・移動防止対策をすることは、地震が発生した際に自身を守る「自助」だけでなく、「共助」として、ご家族や近隣住民の助け合いへとつながる重要な対策です。
○なぜ家具類の転倒・落下・移動防止対策が必要?
地震により家具類の転倒・落下・移動が発生すると、以下の「3つの危険」が生じる可能性があります。
(1)ケガ…近年発生した地震でケガをした原因を見ると、約30~50%の人が、家具類の転倒・落下・移動によるものでした。
(2)火災…転倒・落下した家具などが電気ストーブなどの電源スイッチを押し、付近の燃えやすいものに着火するなどして火災が発生することがあります。
(3)避難障害…避難通路、出入口周辺に転倒、移動しやすい家具類を置くと、避難経路を塞いだり、引き出しが飛び出すことで、つまずいてケガをしたり、避難の妨げになることがあります。
○家具への収納方法
・棚などの家具に物を収納する場合は、重いものを下に収納し、重心を低くすることで倒れにくくしましょう。
○安全な家具の配置
・避難通路、出入口付近に転倒、移動しやすい家具類を置かないようにしましょう。
・倒れた家具などにより、ドアが開かなくなったり、つまずいてケガをしたり、避難の妨げになることがあるので、家具類を置く方法にも注意しましょう。
・「寝る場所」や「座る場所」にはなるべく家具を置かないようにしましょう。置く場合には背の低い家具にするか、家具の置き方を工夫しましょう。
・窓際には、重量物や転倒・落下・移動しやすい物を置かないようにしましょう(外に落下する危険もあります)。
対策器具の使用でより強固に固定を!
※詳しくは本紙をご覧ください。
問合せ:可茂消防事務組合八百津出張所
【電話】43-0476