- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県八百津町
- 広報紙名 : 広報やおつ 令和7年11月号
令和6年度の一般会計および特別会計の決算が、9月に開催された町議会で承認されました。
みなさまから納めていただいた税金や国・県からの交付金などが、どのように使われたのか、一般会計を中心にお知らせします。
■会計別決算(金額の表記は、1万円未満を四捨五入しています)

○一般会計歳入(1年間に入ってきたお金)

○一般会計歳出(1年間に使ったお金)

令和6年度は、歳入、歳出ともに増加し、歳入2.3%増、歳出2.2%増となりました。主な事業として、防災・安全交付金事業(道路の維持管理工事)や、ハヤブサ・ミュージアム整備事業(情報発信施設の新設)、5年ぶりに再開された中学生海外派遣事業などを行いました。
○町債
町債とは、自治体の借金のことです。令和6年度は、防災情報無線デジタル化事業や細目北山線・久田見中央線舗装補修事業などの財源として借り入れました。残高は、償還額以下の借入を基本としていることから、計画的な返済と借入の抑制により前年度より約2億8千万円の減額となりました。
・6年度町債残高(一般会計) 23億9,051万円

○基金
基金とは、自治体の貯金のことです。令和6年度は、小学校の空調設備設置工事などの小学校施設整備費や、人道の丘公園シンボルモニュメント補修工事費などの財源として取り崩しました。残高は、今後の事業のための積立てとあわせて、前年度より約2億2千万円の増額となりました。
・6年度基金残高(一般会計) 44億4,607万円

■決算を家計に例えてみると…
一般会計の決算を収入500万円の家計に例えました。
※( )内は前年度数値

○解説
収入では、親からの支援が多くを占めており、給料だけではやりくりができないため、借金や貯金の取崩しで補っている状況です。
支出では、光熱水費が最も多くを占めています。その他に、食費・医療費・借金の返済は、家計でも行政運営でも毎年必要となる経費ですが、この負担が大きいほどやりくりも大変です。また、家に壊れた箇所があれば修理をしなければなりませんし、将来に備えて貯金をする必要もある中、なんとか家計をやりくりしている状況といえます。
今後ゆとりをもって暮らしていくためには、給料となるお金を少しでも多く調達し、支出を見直して節約していくことが必要です。
問い合わせ:総務課 財政係
(内線2218)
