- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県白川町
- 広報紙名 : 広報しらかわ 2025年11月号
下記の予定等は、状況により変更することがあります。
すぐメール・ホームページなどでご確認下さい。
■11月のカレンダー

■お知らせ
「図書館情報」の配信サービスを行っています
すぐメールの「図書館情報」を登録していただいた方に、楽集館から以下の情報を配信します。
○毎月1日に
・今月の休館日
・イベント情報 など
○緊急時に
・臨時休館のお知らせ など
■新着本紹介
○ニュースが消える日
著者/堂場 瞬一 発行/講談社
大手全国紙の整理記者を辞め、地域紙編集長になった戸倉。そんな中、若き市長が自宅前で何者かに襲撃され、戸倉の記者魂に火が付き…。
○お米がもっと好きになる。炊き方、食べ方、選び方
著者/柏木 智帆 発行/技術評論社
お米の基礎知識、おいしいごはんの炊き方、ごはんをおいしくする道具など実践的なノウハウを紹介。お米が主役のメニューも掲載する。
○小泉セツとハーンの物語
著者/三成 清香 発行/少年写真新聞社
小泉セツとラフカディオ・ハーン。言葉の通じなかったふたりがどのように出会い、心を通わせて、世界に誇る怪談文学を誕生させたのか?
○どきどきしてる
著者/たけがみ たえ 発行/偕成社
みんなみんな、どきどきしてる。いまこのとき、このしゅんかん。どきどきしてる、生きている。うれしいときも、かなしいときも。
■今月のMINI GALLERY and THEME BOOK
○ミニギャラリー
「第63回白川町文芸大会入賞作品」文化協会文芸部会
○テーマブック
「映像化作品を楽しむ」
■館長だより
▼いろは歌
NHK・Eテレで「にほんごであそぼ」が放映されていますがご存知ですか。その番組で以前「いろは歌」をコニちゃん(元大関・小錦)と子どもたちがリズミカルに歌っていました。幼い頃「いろはにこんぺいとう」と、縄跳び遊びをしたことを思い出します。いろは歌は仮名47文字で作られており、ひと文字も重複することなく歌われています。七五調で綴られており、なおかつ意味のある歌として現在まで引き継がれています。歌を漢字に当てはめて紹介すると「色は匂へど散りぬるを我が世誰ぞ常ならむ 有為の奥山今日越えて 浅き夢みじ 酔ひもせず」『美しく咲いている花もやがては散ってしまう。この世に生きている私たちも悟りの世界に至れば心を惑わされることはない』という意味です。遊びや手習いなどで無意識に覚えていましたが、このような無常観漂う内容だったわけです。作者不詳で平安時代に作られたと言われておりますが、現代まで歌が残っているのは七五調の唱えやすさと、心に染み入る内容に魅力があるからでしょう。
読書の季節です。すぐれた日本の詩歌に接し、言葉の美しさに親しんでいきたいものです。
開館時間:
平日 午前9時~午後7時
土・日・祝日 午前9時~午後5時
本の除菌機をご利用ください。
問合せ:美濃白川楽集館
【電話】74-1022
