- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県東白川村
- 広報紙名 : 広報ひがししらかわ 2025年(令和7年)3月号 No.168
村の魅力は「人柄の良さ」
良い人ばかりで、コミュニケーションが楽しい村。
名古屋学芸大学のサークル 茶々
令和6年度、名古屋学芸大学(日進市)で、大学の学びと学生ならではのアイデア力で村の活性化を目指す「サークル茶々」が誕生しました。同大学と村・村茶業振興会は、令和5年度に互いの発展を目的とした連携協定を締結、それ以前からも、毎年行っている品評会出品用の手摘みの参加や茶工場見学等の関わりで交流を図ってきました。
今年度のサークル長 渡辺涼羽(すずは)さんに茶々について語っていただきました
◆活動内容
サークル員は現在14名。今年度は大学祭で村の特産品を集めた物産展を開催、また手摘みの体験からお茶を生かしたものを作れないかと考え、村の産業文化祭秋フェスタで「茶葉たまご」を販売しました。茶葉たまごは、村の方が優しく、たくさん買っていただき完売しました。今回、試作段階での提供だったので改善の余地があるなと感じました。村の方にもいろいろとご意見いただいたので、早く作れて量産出来て美味しいものに改良したいなと思っています!
活動を通して、お茶農家さんの声を聞く機会が増えました。初めて手摘みを体験したのが雨だったのですが、大変な中でもお茶をすごく丁寧に扱っており、丹精込めてお茶を作っている様子を目の当たりにしました。今ではお茶を飲む時にありがたみや深みを感じるようになりました。
◆今後の活動について
まだ始めたばかりなので手探りの状況ではありますが、来年度は昨年やったことをブラッシュアップ(より良く改善)して、村の人と話しながら、学生としてのアイデアを出していきたいと思います。村の方との交流を通じて、より貢献できるようにしたいです。
名古屋学芸大学は愛知県日進市に位置する大学。東白川村とは約85kmの距離にある。一般道で約2時間20分