子育て 静岡県民の日記念イベント「広聴広報課1Day体験」

中高生が知事と意見交換!
テーマ:未来へつなぐ県政の今

静岡県は、8月21日を「県民の日」と定めており、子どもたちと県の未来を考え、語ることを通じて、県政の関心を高めてもらうことを目的にイベントを実施してきました。今年度は、静岡県の未来について、中高生たちが知事と意見交換を行い、広報紙を作成する「広聴広報課1Day体験」を開催しました。

■意見交換
一部をご紹介します
中高生たちが真剣に静岡県の未来や夢について考えました

(参加者)
税の作文を書いたことがあり、デンマークは、付加価値税が25%にも関わらず、世界幸福度ランキング2位だと知った。未来のために「預けている」という税への理解が広まるためには、県民として何ができるか。
(知事)
日本の歳出を見ると、国債費や社会保障関係費、地方交付税交付金などで3/4が固定されている。教育や公共事業、防災などは残りの1/4でやらなければならず、余裕がない。社会保障をどうしていくのかが大きな課題。皆さんの将来に大きく関わるので、このあたりも勉強してみて。

(参加者)
静岡茶を新たに飲み始める人を増やすために、お茶×音(五感)で楽しむ商品を開発した。ビジネスの学びを活用し、イノベーションによって、これまで静岡茶に興味がなかった人を巻き込み、静岡茶の持続可能性に貢献したい。
(知事)
後継ぎ経営者たちが、文化コンテンツを融合させ、お茶の提供価値が5000円になった、佐賀県の嬉野茶の例もある。お茶は付加価値がつけば、別次元になる。

(参加者)
今後静岡県を担っていく若い世代へ一言お願いします。
(知事)
静岡県はすごくいいところ。皆さんには静岡県のことをもっといろいろ知って、理解してほしい。県の将来の担い手として若い人たちに頑張ってもらいたい。

■広報紙作成体験
情報発信のプロセスを体験
参加者同士で協力したり、広聴広報課の職員がサポートしたりして作成
・中高生特派員県民だより

■参加者の声
・知事と対面で話すのは、なかなかない機会なので、すごくいい経験になった
・これからも静岡県の未来について、たくさん考えて行動に移していきたい
・普段交流ができない中学生や他校の高校生の意見を聞けて、刺激的なイベントになった

◆イベントに参加してくれた生徒が作成した校内新聞や自由研究
・富士東高新聞
・静岡高校新聞
・自由研究

○なんと! 賞を受賞しました!
・県立富士東高校 県高校新聞コンクール最優秀賞
・県立静岡高校 県高校新聞コンクールコラム賞
・中学生の西藤さん 浜松市社会科自由研究金賞

イベントの様子、高校生の新聞はこちら
【URL】https://fmc.pref.shizuoka.jp/article_post/7076/

問い合わせ:県広聴広報課
【電話】054-221-2233
【FAX】054-254-4032