くらし 市長メッセージ〈201〉

■二十歳の皆さんに贈る言葉
熱海市長 齊藤 栄
今年もまたMOA美術館能楽堂で「二十歳の集い」が開催されました。私も市長になって20年目となり、20年と言う時間を共に過ごしてきたことに思いをはせて、二つのメッセージを贈りました。
一つ目は「社会は自分達の力で変えられる」ということです。私は二十歳の時に大学三年生の夏休みを使い、海外研修で東欧の旧チェコスロバキアに行きました。当時は社会主義国で国民の自由は大きく制限されていました。その11年後に、民主化や分離独立を経たスロバキアを目の当たりにし、社会は変えることができるのだと強く思うようになりました。
二つ目は「どんなことでも10年やり続ければ実現する」ということです。私が市長に就任した当時、熱海市の財政赤字は過去最大、宿泊客数は過去最低という状況でした。しかし、市民をはじめとする多くの方々の協力を得て、厳しい行財政改革によって赤字を10年で解消し、「意外と熱海」プロモーションなどを仕掛けて、約10年で熱海のイメージを若者にも人気の温泉地に変えることができました。また、現在活躍中のゴルフの渡邉彩香プロや大相撲の熱海富士関も、「自分は将来プロになる」と目標を立ててから、その舞台に立つまでに約10年を費やしています。
二十歳を迎えた皆さんにはこれから未来をつくる時間があります。努力を重ね、人生の主人公として夢や目標を実現していってください。「未来をつくるのはあなた」です。