しごと お知らせー職人の技と情熱の証 ふじマイスター「匠人(たくみびと)」決定

次代に技術・技能を伝承するその道の名人、ふじマイスター「匠人」。洋服仕立職人の瀧(たき)こと代(よ)さんが、この分野では初めて「匠人」に認定されました。

■ふじマイスター「匠人」とは
市では、「ものづくり」の技術・技能職に対する社会的評価の向上や、その技術・技能の伝承と発展、後継者の指導・育成を目的として、全国的にも通用する卓越した技術・技能者を“ふじマイスター「匠人」”として認定しています。
これまでに、様々な分野で活躍している18人を〝ふじマイスター「匠人」”に認定しました。

■2年ぶりに「匠人」を認定
瀧さんは、市内中丸で「コトヨ洋服店」を営んでいます。
瀧さんが特に力を入れている分野は紳士服で、紳士服を仕立てる上での一番のこだわりは、型紙の制作。
近年は、型紙を一から制作する職人が減少しているため、型紙制作のノウハウの教えを乞うために来店する人が多いそうです。
独自の技術による洋服仕立ての研究を重ね、全国大会で金賞を2度受賞したほか、国際大会でも銅賞を受賞するなど、その高い技術が国内外で評価されています。
これらの長年の仕立てにより裏づけられた技術は、近年需要が増えている洋服の「直し」にも生かされています。他店では断られるような、技術的に難しい修復も積極的に引き受けているため、県内外から多くの注文が舞い込んでいます。

問合せ:商業労政課
【電話】55-2778【FAX】55-2971【E-mail】[email protected]