くらし 令和7年度 主要事業の概要(1)

令和7年度は、「第6次焼津市総合計画第2期基本計画」の基本構想に掲げる将来都市像『やさしさ愛しさいいものいっぱい世界へ拡げる水産文化都市YAIZU(やいづ)』の実現に向けて、6つの重点取り組みを中心に力強く進めていきます。
令和7年度予算における主要事業の一部を紹介します。
※詳しくは市ホームページを確認するか、問い合わせてください。

■凡例
〔新規〕…今年度新たに取り組む事業など
〔強化〕…既存事業を強化・拡充して取り組むものなど
〔PT〕…部局を横断し、庁内プロジェクトチーム(PT)で取り組む事業

■市の主要事業(概念図)

【重点1】すくすく育てる子ども・子育て支援のグレードアップ
■放課後児童クラブの運営
予算額:4億1,599万円〔強化〕〔PT〕
▼第2子以降、低学年無料・高学年半額
第1子が放課後児童クラブを利用していなくても、第2子以降の利用料は、低学年(小学1~3年)は無料、高学年(小学4~6年)は半額とします。第2子のカウント方法をクラブの利用状況を問わない市独自の基準に変更するなど、子どもたちの健やかな育ちを支援します。

■幼児教育・保育無料化
予算額:36億4,077万円〔PT〕
▼保育料の第2子以降無料化
国の制度に加え、さらなる市独自の子育て支援策として、世帯収入や第1子の年齢に関係なく、第2子以降の保育料の無料化を引き続き実施します。
経済的負担の軽減により、安心して子育てができる環境づくりを推進します。

■子ども医療費の助成
予算額:7億8,322万円
▼子どもの医療費を完全無料化
0歳から高校生世代までの医療費の完全無料化を継続します。
県内トップクラスの市の独自支援策として、子どもたちが安心して必要な医療が受けられるよう、入院・通院にかかる医療費(保険診療分)の自己負担分を全額助成します。

■小・中学級支援員の配置
予算額:1億6,535万円〔強化〕〔PT〕
▼小・中学校の支援員を増員
授業での個別学習や学校生活の支援を行う「特別支援学級サポーター」や「学びの充実サポーター」、「低学年サポーター」などを市内全ての小・中学校に配置します。今年度は支援員を11人増員し、合計122人の支援員が子どもたちをサポートします。

■小・中学校の教育環境整備
予算額:3億7,997万円
▼全ての小・中学校校舎のトイレ洋式化が完了
児童生徒の教育環境の向上を図るため、「学び舎にこにこ元気計画」に基づき、トイレの洋式化(大井川西小・大井川南小)やロッカー改修(港小・小川中)などを行います。今年度で全ての小・中学校校舎のトイレの洋式化が完了します。

■児童生徒の就学援助
予算額:1億2,076万円
▼保護者の負担を軽減
経済的理由で就学困難と認められる児童生徒の保護者に対し、学用品費や学校給食費などを支給します。学校夏季休業期間の昼食費や進学・進級時に児童生徒へ教育費を支給します。

■豊田地区の公園整備
予算額:1億4,400万円〔新規〕
▼豊田地区に新しい公園を整備
本市で初めて無償借地公園制度を活用して整備を進めている豊田地区の新しい公園が、今年度末に開園します。夏場でも公園で遊べるよう、猛暑対策を踏まえて整備します。