くらし 世界一のごみ減量都市、ゼロ・ウェイストのまちを目指して(1)

一人ひとりが資源の消費を抑え、環境にやさしく、無駄なく豊かに暮らす地球にやさしい生活を実践することで、「ゼロ・ウェイスト」のまちの実現につながります。
市民・企業・行政で力を合わせて、世界一のごみ減量都市を目指しましょう。

■[目指せ!ゼロウェイスト]ゼロ・ウェイストのまちにつながる“もったいない”の取り組み
◇太陽光発電を活用しないのはもったいない
温室効果ガスを排出しないエネルギーで、災害時でも電気を使うことができます。

◇生ごみをそのまま捨てるのはもったいない
生ごみは、できるだけ水を切ってからごみに出すことでごみ処理のコストやエネルギーの削減になります。
また、「キエーロ」などの生ごみ処理機を活用することでも、生ごみの減量につながります。

◇冷蔵庫をのぞかないともったいない
賞味期限切れなどで食品を生ごみにしないことは、食品ロスを防ぐだけでなく、ごみ減量にもつながります。

◇まだ使えるのに捨てるなんてもったいない
まだ使えるけど、いらなくなった衣類やおもちゃなどを必要とする人に譲ることで、ごみを少なくすることにつながります。

■[目指せ!ゼロウェイスト]市役所でのカーボンニュートラルの取り組み
カーボンニュートラルの取り組みは、資源を効率的に活用することや、資源循環によりリサイクルが促進することで、ゼロ・ウェイストのまちづくりにつながります。
行政の取り組みについても、サーキュラーエコノミー(循環経済)を組み込み、2050年にカーボンニュートラルを実現するため、市役所の事務や事業から排出される温室効果ガスの削減計画「掛川市地球温暖化対策実行計画(事務事業編)」を改訂しました。

目標:2013年度を基準に、2030年度までに60%削減
現状:2013年度を基準に、2022年度35%削減
市の事務事業では、電気の使用から排出される温室効果ガスが76%を占めています。市は、「かけがわ報徳パワー」のCO2フリー電力を利用して35%削減を達成しました。目標達成に向け、さらなる削減を目指します。

◇再生可能エネルギーの導入
国の補助金を活用して、南体育館し~すぽに太陽光発電と蓄電池を設置しました。今年度は、さかがわ学校給食センターなどにも太陽光発電を導入します。発電した電力はその施設で使い、余った電力は「かけがわ報徳パワー」を通じて他の施設に提供されます。地域でエネルギーを作り、使い、持続可能な取り組みを進めます。

◇LED照明の導入
公共施設の照明を、省エネ効果の高いLED照明に交換しています。今年度は小中学校をはじめとした29施設で工事を行います。

・かけがわ報徳パワー株式会社
令和2年に市や事業者、NPO法人が出資し設立された小売電気事業者

・カーボンニュートラル
温室効果ガスの排出を減らし、同時に植林などで温室効果ガスを吸収することで、実質的に排出量をゼロにする取り組み

問合せ:環境政策課
【電話】21-1145