くらし 市政懇談会を開催しました(1)

昨年9月29日~10月15日の期間で、市内6地区(稲生沢、下田、朝日、稲梓、浜崎、白浜)を会場に、市政懇談会を開催しました。
会場でいただいたご意見や質問等に対し、当日お答えした内容も含め、まとめています。詳細は市ホームページにて公表しておりますが、それらの一部について、主な内容をご紹介いたします。

■子育て・教育
Q.図書館・中央公民館の再整備の進捗状況について
A.市内の公共施設の規模や人口減少に伴う利用者数の減少等を考慮し、公民館と図書館機能を併せ持つ施設の運営が最適ではないかと考えている。ワークショップ等での意見も踏まえ、検討していきたい。
Q.下田保育所の跡地活用について、クーリングシェルター的機能を持つ、子どもが涼しく遊べる場所としてはどうか?
A.現在、こども園と保育所の合併を先に進めている。跡地の活用については、その後の検討課題としていきたい。
Q.高校生通学費補助の検討状況について
A.市民意識調査を実施し、市HPで公開している。7割が賛成であるが、反対や条件付き賛成の方もいた。そういった意見への配慮も必要と考えており、現在、制度設計に向けた調整を行っている。
Q.終戦80年を迎え、戦争関連史跡等を整備し、子どもたちへしっかりと伝えていくべき。
A.子どもたちが戦争を学ぶ機会の創出を検討していきたい。
Q.国際交流・教育について、具体的な目標や英語教育プログラムについて
A.小中学校でALT(外国語指導助手)による授業や大学連携先の玉川大学、上智大学の学生との交流を行っている。また、黒船祭において米海軍水兵との交流も継続している。テストの点数を取ることよりも、英語に興味を持ち、親しむことを優先している。

■危機管理
Q.攻めの防災について
A.防災対策は、発災後の対応を検討することが多いが、事前に対策することで減災につなげ、迅速な復旧を目指す考え。
Q.事前準備等について、具体的な周知方法は?
A.発災時の情報伝達は、大きな課題。丁寧に進めていくしかない。最終的には一人一人の行動が重要で、避難行動や避難場所・避難所での共助を意識するよう伝えていく。
Q.7月30日の津波警報への対応について、様々な問題点があったと考えるが、それに対する対策は?
A.市民の皆様の協力により迅速な避難行動が見られた一方、駅に滞留した観光客の避難誘導や公共交通機関の運行停止情報の周知に混乱が生じていたと認識している。避難所への観光客の収容は困難なため、基本的には地域外への帰宅を促す方針をとり、バスで修善寺駅まで送迎、宿泊希望者にはホテルへ行くよう手配した。警報発令時の情報伝達については、改善が必要と考えており、現在、伊豆半島広域防災協議会で情報連携や公共交通機関のあり方について議論を始めている。「自助」が原則としつつ、市民への啓発が課題である。また、避難所の居住性能(暑さ・寒さ対策)の改善を今後進める必要があり、今年度調査を開始した。
Q.避難所となる稲梓小学校体育館にトイレが設置されていない。設置を検討してほしい。
A.当面は簡易トイレやトイレカーでの対応が想定されるが、避難所の環境整備について、災害関連死にも直結するため重視していきたい。
Q.観光地としてペット連れの観光客も多く、災害時のペットとの同伴避難など、避難所の受入体制を整備してほしい。
A.避難所の運営については、各地域の自主防災組織が定める運営マニュアルに基づいており、避難所におけるペットの取扱いについても、各組織で考えていただくこととなる。
Q.津波発生時の避難について、田牛・吉佐美地区の二次避難所が遠方の大賀茂小学校に指定されている。朝日小学校や朝日公民館等の公共施設を避難所として活用できないか。
A.田牛・吉佐美地区は、地区内の大部分が津波浸水区域内にあり、避難所の設置が難しい。また、津波浸水等を考慮した各施設の波力や漂流物に対する耐久性を考慮した上で検討する必要があり、現状では指定避難所への避難となる。