くらし 猫と適切な関係を

●猫の飼い主の皆様へ
猫と楽しく暮らすためには、適切な飼い方が大切です。屋外で猫を飼うことで、近隣への迷惑になるだけでなく、事故等の危険性も高まるため、屋内で飼うようにしましょう。

●飼い主のいない猫(野良猫)に〝ただ〟エサをあげている方
猫の繁殖力は強く、1組の夫婦から1年間で約80匹まで増える試算もあり、適切な管理が必要です。増えすぎてしまったが故に、糞尿被害などの近所迷惑となることもあります。「置きエサ禁止」・「ふん尿を始末する」・「不妊去勢手術を行う」など、適切に管理していきましょう。

●TNR活動って?
野良猫を増やさないことにより、さまざまなトラブルを減らすとともに、不幸な命を増やさないための活動で、ノラ猫を捕獲(トラップ)し、不妊去勢手術(ニューター)を施し元に戻す(リターン)、の各頭文字をとったものです。

●TNR活動と地域ねこ活動はどうちがうの?
「地域ねこ活動」は、TNR活動によって元の場所に戻ってきた猫を、地域住民が主体となって見守る活動のことです。猫の見守り方は、地域で話し合いの上、ルールを決めて行います。もちろん、ルールを定める上では、猫で迷惑を被っている人、苦手な人の立場を尊重することが大切です。

●TNR活動の効果
不妊去勢手術をすることで、野良猫の増加を抑制し、糞尿被害の悪化を防ぐなど、住環境の改善が期待できます。

●TNR活動の支援について
市では、野良猫の不妊去勢手術にかかる費用の一部を助成(オス猫1頭あたり6,000円、メス猫1頭あたり10,000円)しています。

問合せ先:環境対策課
【電話】22-2213