健康 【コラム】けんこうの窓~健康づくり課通信~

第50回:タバコが与える周りの人への影響

5月31日は世界禁煙デー、5月31日~6月6日は禁煙週間です。タバコが、自分自身の健康や子どもをはじめとする周りの人にどのような影響をもたらすか、いま一度考えてみましょう。
タバコに含まれる有害物質により、脳梗塞や心筋梗塞、歯周病などの病気になりやすくなります。また、周りの人が吸っているタバコの煙を吸ってしまうことを「受動喫煙」と言いますが、この受動喫煙は大人よりも子どもの健康に重大なダメージを与えることが科学的に証明されています。
タバコには、依存性がある物質も含まれています。意志が弱いからタバコをやめられないのではなく、適切な治療が必要になる場合もあります。自分自身の健康や子どもや周りの人のために禁煙にチャレンジしてみませんか。

◆タバコQandA
Q:換気扇の下や空気清浄機を使えば健康に影響はない?
A:換気扇の下や空気清浄機を使用しても100%の換気を行うことはできません。
Q:加熱式タバコや電子タバコなら害はない?
A:害が減ると信じて、紙巻きタバコから加熱式タバコに変える人がいますが、加熱式タバコの煙や蒸気にも、紙巻きタバコと同様に健康に影響を与える有害物質が含まれています。煙が見えなくても受動喫煙は起こるとされています。

▼県東部の禁煙外来名簿はこちら
※二次元コードは広報紙14ページをご覧ください。

問合先:健康づくり課
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