- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県小山町
- 広報紙名 : 広報おやま 令和7年12月号
~冬におこりやすいヒートショック~
Q.ヒートショックとは?
A.温度の急激な変化で血圧が上下し、身体に負担がかかることです。冬場、暖房の効いた暖かい場所から寒い脱衣所へ移動し、服を脱ぐと寒さによって血管が収縮して血圧が上昇します。その後、温かい浴槽に入ると、今度は身体が急速に温まり、血管が拡張し血圧が下降します。この血圧の急激な変化に伴ってめまいや失神、心不全などの病気がおこりやすくなります。
Q.ヒートショックになってしまったら?
A.めまいやふらつきを感じたら、体勢を低くして気分が落ち着くまで待ち、できれば家族を呼びましょう。また、同居している家族が、ヒートショックをおこしていることに気がついたら、直ちに救急車を要請しましょう。浴槽内にいた場合は、まずお湯を抜き、浴槽から出しましょう。人手や力が足りず、浴槽から出すのが困難である場合はタオルや毛布でくるみ、体温の低下を防ぎましょう。
Q.ヒートショックをおこしやすい人は?
A.(1)高齢者
(2)高血圧や糖尿病、動脈硬化のある人
(3)肥満や不整脈がある人
(4)熱いお風呂が好きな人
(5)飲酒後すぐにお風呂に入る人
Q.家庭でできるヒートショック対策は?
A.(1)温度の急激な変化を避けるため、脱衣所、浴室を事前に暖めておきましょう
(2)浴槽に入る前に、先に手足にかけ湯をしてから入浴しましょう
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう
(4)家族で高齢者や心臓に病気がある人が入浴しているときは、時々声掛けしてあげましょう
(5)飲酒後すぐの入浴は控えましょう
問合せ:御殿場・小山消防本部
【電話】83-0119
