くらし 第44回 危険業務従事者叙勲 受章おめでとうございます

今年の危険業務従事者叙勲として、町内在住の合計4人が受章されました。
受章された皆さんをご紹介します。そのうち、村上さんと中上さんのお二人にインタビューを行いました。

◆瑞宝双光章
消防業務功労 村上 武さん(上本町区)

◆瑞宝単光章
防衛業務功労
・近藤 文男さん(大胡田区)
・土井 敏弘さん(坂下区)
・中上 信久さん(下本町区)

●村上 武さん
村上さんは、昭和55年に御殿場市・小山町広域行政組合消防本部に消防士として採用され、以降平成29年に退職されるまでの37年間、消防署や消防本部で消防業務に従事されました。
村上さんは今回の受章について「栄えある章を受章することができ、大変感激しています。このような章をいただけたのも、消防関係の皆様や家族の支えや理解があってこそのものと心から感謝しています。」と話されました。
在職中は、災害対応とは別に、救命講習の普及啓発計画を策定し、御殿場市・小山町の救命率を向上することに注力したと、真剣な眼差しで語られました。

●中上 信久さん
中上さんは、昭和46年に富士駐屯地に配属され、その後平成18年に退職されるまでの約36年間、富士学校の偵察教導隊で訓練や行事、災害派遣等に従事されました。
中上さんは今回の受章について、「まさか自分がこのような章をいただけるなんて、と驚きの気持ちが一番大きい。受章の重みを感じるとともに、今まで以上に責任感をもって行動していかないといけないと感じます。」と語られました。
自衛官時代は富士総合火力演習で、実弾が飛び交う中、偵察用バイクや装甲車の実演を行ったことが特に大変だったと話されました。