くらし 知っていましたか?小山町って実は献眼実績トップクラスの町なんです!

角膜移植で光を届ける、アイバンク(献眼)活動にご協力ください

◆角膜移植とは?
角膜は目の黒目と呼ばれる部分の一番外側にある透明な膜のことです。角膜から入った光は水晶体を通り網膜に達して像を結びます。角膜が病気や外傷によって混濁すると、目の中に光が通過せず視力が低下してしまいます。
角膜移植とは、機能を失った角膜を透明な角膜と取り替える手術のことです。一度混濁した角膜は元には戻らないため、視力を回復するには角膜移植が必要になります。

◆アイバンクって何?
ドナー(献眼で角膜を提供してくださる人)とレシピエント(移植を待っている人)の架け橋の役目をするところです。献眼の受付、角膜のあっせんを行っており、献眼普及のためドナー登録を呼びかけています。
町では、小山ライオンズクラブが昭和45年から角膜移植希望者と献眼者の架け橋として、献眼活動や普及活動を行っています。町内ではご遺族からの申し出により、毎年20人以上の人々からご協力いただいており、献眼者数は約50年間で1,881人を超え、名実共に「献眼トップクラスの町」となっています。
しかし、日本では献眼者数に対して角膜移植待機患者数が上回っており、常に不足している状態です。一人でも多くの人が愛の光を取り戻せるよう、皆さんのご協力をお願いします。

◆角膜提供者のご家族から
「60歳の誕生日に主人と2人でアイバンクに登録しました。主人は緑内障の治療をしていましたが、無事に献眼することができました。孫娘が弔辞で『おじいちゃんの2つの目が、ずっと私たちを見守ってくれる』と読んでくれたときは思わずホロリとしました。」

◆献眼から移植までの流れ
(1)葬儀社または小山ライオンズクラブ献眼専用ダイヤル(下記)へ連絡します。
(2)東京大学病院・順天堂大学病院の担当医が安置場所にて摘出
(3)摘出後は医師が義眼を入れて、丁寧にお顔を整えます
(4)検査等をして移植病院へ搬送・移植

◆献眼・アイバンク登録へのお問い合わせは
・小山ライオンズクラブ事務所【電話】76-1163(日中のみ)
・小山ライオンズクラブ献眼専用ダイヤル【電話】090-7311-5243(24時間365日受付可能)

小山ライオンズクラブでは毎年、健康フェスタと同時開催しているふれあい広場の会場で、献眼登録を受け付けています。
今年も、9月13日(土)のふれあい広場会場で献眼登録を受け付けますので、ご協力をお願いします。

問合せ:社会福祉課
【電話】76-6661