- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県森町
- 広報紙名 : 広報もりまち 令和7年8月号
■三遠ネオフェニックスが中地区連覇報告
6月13日、プロバスケットボールB1リーグの三遠ネオフェニックスが太田町長を表敬訪問しました。この日は岡村秀一郎社長と鹿毛誠一郎アンバサダーが、昨シーズンに続き2年連続となるB1中地区優勝を報告しました。リーグでは47勝12敗の戦績で、上位チームによる優勝決定戦であるチャンピオンシップに出場し、準決勝に進みました。チームは東三河地域と遠州地域を活動地域としており、森町でもバスケットボール交流会や産業祭への出展などの地域交流活動に取り組んでいます。
■森町歴史伝統文化保存会が総会開催
6月14日、森町役場北館で森町歴史伝統文化保存会(北島惠介会長)の令和7年度定例総会が開催されました。総会では、会則の改定や本年度事業計画案などが承認されました。総会終了後、「一宮小國神社・天宮神社と日坂八幡宮」の演題で特別講演会が行われました。天野忍氏を講師にお迎えし、小國神社や天宮神社が町にとってどのような役割を果たしてきたのかを解説しました。天野氏は「現代では深刻な少子化により伝統文化の保存継承が困難。神社の役割を後世に引き継いでいく必要がある」と話しました。
■学校給食に「遠州森乃茶」を提供移住コーディネーター通信
6月17日、森町茶商組合(大石敏勝組合長)が教育委員会を訪れ、町内の保育園や幼稚園、小中学校の給食用として新茶のティーバッグ300kgを寄贈しました。30年ほど前から続けている活動で、地元特産のお茶を野口教育長に手渡しました。大石組合長は「森の特産品であるお茶に子どもの頃から慣れ親しんでほしい。」と話すと、教育長は「子どもたちにはお茶を通して郷土愛を深めてほしい。毎年贈呈いただきありがとうございます。」と感謝を伝えました。
■ときわ地域交流コンサートを開催
6月18日、文化会館で、「ときわ地域交流コンサート~フルートとハープが奏でる世界の名曲~」が開催されました。これは、ときわ地域交流事業実行委員会が地域の人々の協力を得て開催したもので、古川はるなさんのフルートと齋藤樹里さんのハープにより「春よ、来い」「涙そうそう」などの著名な曲が奏でられました。また、古川さんのカンボジアでの国際貢献活動についての講演や、森中学校音楽部による箏との合奏も披露され、森中学校区の生徒にとって音楽を通じて国際的な視野を持つ機会となりました。
■令和学級でこま回しに挑戦
6月19日、森町文化会館で令和学級の開級式と第1回学習会が行われました。65歳以上の38名が参加し、賑やかなスタートを切りました。令和学級は高齢者向けの生涯学習講座で、明治学級として開設されて以来、今年で54年目を迎えます。第1回学習会では、岩瀬豪志氏(黒田)による「こま回し」が実施されました。学級
生は紐の結び方やこまの投げ方に苦戦しながらも、楽しく挑戦することができました。また、岩瀬氏はご家族につい
てや、世界を旅した経験、森町に移住してからの生活についても貴重なお話をしてくださり、参加者たちはその話に興味を持って耳を傾けました。