- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県名古屋市
- 広報紙名 : 広報なごや 令和7年7月号
ページID:187921
Q.あなたは、こんなことに思い当たりませんか?
・体調に変わりはないし、腎臓病なんて自分とは関係ないよね
・ここ何年間か健康診断を受けていないなぁ
・生活習慣が乱れているかも
CKDはひとごとではないんです!
日本人の成人全体で5人に1人がCKDといわれています
■CKDとは?
Chronic(クロニック)Kidney(キドニー)Disease(ディジーズ)(慢性腎臓病)の略「腎臓の障害」か「腎機能低下」が3カ月以上持続している状態の総称のこと
▽腎臓の機能
・尿をつくる
・血圧を調整するなど
CKDは自覚症状が乏しく気付きにくい病気です。放置してしまうと腎臓の機能が低下し、進行すると血液透析(一般的に週3回程度透析施設に通院し、1回の治療に3時間から5時間かかるとされ、日常生活に支障が出る可能性がある)などが必要になることもあります
◆腎臓を守る生活習慣を心掛けましょう
CKDの発症には、高血圧・糖尿病などの生活習慣病が強く関係しているといわれています
▽塩分を控える
塩分の取りすぎは高血圧などの原因の一つになり、腎臓に負担が掛かります
減塩の工夫
・調味料は「かける」より「つける」
・だし・香辛料などを上手に使う
・麺類の汁は残すなど
まめきちまめこ「濃い味好きの私も気をつけなきゃ」
▽適正体重を維持する
メタボリックシンドロームやその予備群、肥満がある場合は予防のために、その是正が大切です
・バランスの良い食事
1日3食、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を心掛ける
・適度な運動
無理なく行える程度の運動を日々の生活に取り入れる
(注)通院中の方は必ず医師の指示に従ってください
他にも禁煙や過度な飲酒を控えるなどを心掛けましょう
参考:日本腎臓学会ホームページ、CKD診療ガイド2024、生活習慣病からの新規透析導入患者の減少に向けた提言
◆早期発見のために定期的に健診を受けましょう
CKDや生活習慣病は自覚症状が乏しいため、健康診査を受診し、生活習慣病の予防・早期発見をすることが大切です
▽市国民健康保険・後期高齢者医療ご加入の皆さまへ
生活習慣病予防を目的とした健康診査(無料)のご案内を送付しています腎臓の機能に関する検査も実施
・尿検査…腎臓などの異常を示すサインの「尿たんぱく」を確認
・血液検査…腎臓などの働きを示す「クレアチニン」「eGFR(年齢・性別・クレアチニン値により計算される)」を確認
場所:市内協力医療機関約1,050カ所など
対象:
・令和8年3月31日時点で40歳から74歳の、令和7年9月30日までに市国民健康保険に加入した方
・令和7年4月1日時点で30歳・35歳の市国民健康保険加入者
・市後期高齢者医療加入者
料金:無料
受付:来年3月31日(火曜日)まで
健診について詳細は「市健診(検診)総合サイト」をご覧ください
【URL】https://758kenshin.city.nagoya.jp/
問合:市健診お問合せセンター
【電話】052-253-8801(祝日・休日を除く月曜日から金曜日の午前9時から午後5時)
対象者以外の方はご加入の健康保険などにお問い合わせください
市国民健康保険特定健康診査イメージキャラクターメタボリっくま「みんなも受けてね」
■共通事項
問合:
市国民健康保険加入者・紙面について…健康福祉局保険年金課【電話】052-972-2567【FAX】052-972-4148
市後期高齢者医療加入者…健康福祉局医療福祉課【電話】052-972-2573【FAX】052-972-4148
市生活保護受給者・中国残留邦人などで社会保険未加入者…健康福祉局健康増進課【電話】052-972-2627【FAX】052-972-4152