- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県名古屋市
- 広報紙名 : 広報なごや 令和7年10月号
ページID:190608
さまざまな事情によって家族と暮らすことが難しい子どもたちを家庭に迎え入れ、温かい愛情と理解を持って養育する人が「里親」です
名古屋市里親啓発ロゴ「つなごーや」※本紙参照
・さまざまな事情により家族と暮らすことが難しい市内の子どもの数約800人その多くが児童養護施設などで生活しています
■いろいろな里親のかたち
○養育里親
家族と暮らせない子どもを一定期間、自分の家庭で養育する里親
○専門里親
養育里親のうち虐待・非行・障害などの理由により専門的な援助を必要とする子どもを養育する里親
○養子縁組里親
養子縁組によって子どもの養親になることを希望する里親
○親族里親
実親がさまざまな事情により養育できない場合に、祖父母などの親族が子どもを養育する里親
○こんな方も里親になることができます
・実子がいる方
・短期間だけ養育が可能な方
○長期間できるか心配…
数年や自立するまでという場合もあれば、数日といった短期間の受け入れもあります
○子育て経験がないけれど大丈夫かな?
児童相談所などが家庭訪問・電話で子育ての相談に乗ります。里親同士で交流できるサロンも開催
○費用はどうなるの?
子どもを迎え入れる養育費として、生活費・教育費・医療費などが支払われます
○里親体験談
市内在住Aさん(50歳代・養育里親)
・里親になろうと思ったきっかけ
子育てが落ち着いた40歳くらいの時に「やってみようかな」と思ったのがきっかけです。母の勧めや、保育士になりたかったけれど叶わなかった経験、福祉に携わりたいという思いも重なっていました。今まで長期養育で4人、1週間などの短期間も含めると10人ほどを受け入れました。夫も里親制度のことをよく理解していて、今は2人の子を一緒に育てています。3人の実子はみんな成人していますが、今でも養育を手伝ってくれています。
・里親になってから
いやしや喜びをもらえる日々です。最初は距離があった子も、日々暮らしていく中でそれが埋まっていき、心が通い合っていると感じています。「ありがとう」と手紙をくれた時は嬉しかったです。
・里親になろうとしている方へ
初めは誰でも不安です。でも、制度説明会に参加したり、体験談を聞いたりすることで、少しずつイメージが持てるようになります。里親家庭の交流や相談の場もあり、孤立せずに養育を続けられる環境が整っています。
○里親になるまでのステップ研修を受け、一定の要件を満たしていれば、特別な資格は不要
ステップ1:里親ガイダンスを受ける(予約必要)
場所:中央児童相談所(昭和区)など
問合:里親支援センターほだかの里
【電話】052-693-5613
ステップ2:家庭調査・研修受講
各児童相談所にて実施
ステップ3:審査・登録
各児童相談所にて実施
ステップ4:子どもとの出会い
各児童相談所にて実施
○イベントあいフェスタ-みんなではぐくむ子どもの笑顔-(無料)(申込不要)
パネルを使った制度説明・写真展・啓発グッズの配布など
日時:10月19日(日曜日)午前10時から午後4時
場所:イオンモールナゴヤドーム前1階ノースコート(東区)
○興味・関心がある方は、児童相談所にご連絡ください
詳しくは、里親制度についてをご覧ください
○共通事項
問合:
制度について…
[千種・東・北・中・昭和・守山・名東区]中央児童相談所【電話】052-757-6111【FAX】052-757-6122
[西・中村・熱田・中川・港区]西部児童相談所【電話】052-365-3231【FAX】052-365-3281
[瑞穂・南・緑・天白区]東部児童相談所【電話】052-899-4630【FAX】052-896-4717
イベントについて…子ども青少年局子ども福祉課【電話】052-972-2519【FAX】052-972-4438
