- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県瀬戸市
- 広報紙名 : せと市議会だより 117号
■総務生活委員会は、令和7年10月2日に岐阜県飛騨市へ「飛騨市ファンクラブ制度」「ヒダスケ!制度」について視察を行いました。飛騨市では、観光やアニメ作品をきっかけに市外のファン層を広げ、関係人口の増加につながっていました。これは高齢化や担い手不足が進む本市にとって、外部人材やファンを地域に取り込むこうした取り組みは、大いに参考になると考えます。特に、ふるさと納税とファンクラブを連動させ、継続的な関係づくりと安定した財源確保を両立している点は注目に値します。「ヒダスケ!」は、ファンクラブを基盤に生まれた飛騨市らしい実践的な仕組みであり、安易な模倣ではなく、地域性を踏まえた展開が重要であると感じました。関係人口の拡大は、将来的な来訪や定住、地域力の向上にもつながる可能性があり、本市においても今後の施策検討に活かしていきたいと考えます。
■議会活性化推進特別委員会は、令和7年10月29日、30日の2日間、岡山県美咲町議会と広島県尾道市議会へ伺い、美咲町では「若者議会について」「ハラスメント条例制定について」、尾道市では「学生議会について」視察を行いました。美咲町の若者議会は、若者の流出や議員のなり手不足といった町が抱える課題について考えるもので、小中高大学と子どもたちの成長段階にあわせた主権者教育を体系的に展開しており、本市でも取り組める内容だったと考えます。ハラスメント条例については、転ばぬ先の杖の考え方のもと、防止の観点からも有効と考えられます。尾道市の学生議会は、次世代を担う若者たちが議員に対し、自分たちの視点で見た市政について質問を重ねることで、市や地域に関心や愛着を持ち、住み続けたいと感じてもらうことを目的としています。若者らに対するアプローチは本市においても不可欠で、今後の参考となりました。
