くらし 【特集】すべての人が輝ける社会へ~自分らしい働き方を知ろう~(2)

◆操縦士 航空自衛隊小牧基地 401 3尉
牧谷美菜子さん

私は現在、輸送機(K/Cー130H)の操縦士として人員・物資の輸送、災害派遣、国際緊急援助活動を行っているほか、副操縦士として機長をサポートしています。
高校では、船の操舵を学ぶ学校に通っていましたが、学びを通して飛行機に興味を持ち、航空自衛隊をめざしました。自衛隊に男性が多いことは知っていましたが、不安は全くなく、操縦士になりたい一心でこの世界に飛び込みました。日々の業務では自分自身の成長を実感しながら働くことができ、とてもやりがいを感じています。
自衛隊は転勤が多く、私自身もさまざまな基地に赴任しました。知らない土地に行くことが好きなので転勤は楽しいです。また、自衛隊員の先輩には既に女性が多くいらっしゃったので、性別に関係なく活躍できる環境が整っていて、充実した日々を過ごせています。休日は、家でゆっくり過ごしたり、長期休暇の際には海外旅行をしたりしています。目標は全世界制覇です。
これからも自分自身成長しながら、後輩の見本となれるような人になりたいです。
皆さんも自分のやりたいことへの気持ちを大切に、楽しみながら夢に向かって進んでください。

◆整備員 航空自衛隊小牧基地 修理隊 3曹
湯口美穂さん

私は現在、輸送機(K/Cー130H)のエンジン整備を行っています。輸送機の整備員は国内では小牧基地にしかいないため、機体に不具合があると国内だけでなく、海外へ行くこともあります。
私は大学生のとき、文学部で世界史を専攻し、教師をめざしていました。しかし、就職説明会で自衛隊のブースを訪れ、戦闘機の整備をしている映像に心を奪われて航空自衛隊をめざしました。家族や友人には驚かれ、心配されましたが、自分が整備員になるんだという強い思いで入隊しました。
エンジン整備は複雑な配管を扱うので非常に大変ですが、整備が完了すると達成感と共に自分自身の成長を感じることができます。また、指先の器用さや狭い場所での作業は女性ならではの強みなのではないかと感じます。私の部署は、勤務時間を調整することができるため、保育園に預けているこどものお迎えに早く行くことができます。こどもが言葉も話すようになってきたので、飛行機に興味を持った際は、自分の仕事についてたくさん伝えていきたいです。
皆さんも、新しいことにたくさん触れて、積極的に自分のやりたいことにチャレンジしてみてください。

◆看護師 春日井市民病院 看護局
森山生樹さん

私は現在、主に糖尿病や消化器疾患の患者さんを担当しています。看護師になる前は、健康食品の会社で働いていました。しかし、学生時代にサークル活動で障がいをもった人と交流した経験や介護のアルバイトをした経験を生かして、より健康に携わる仕事をしたいという思いから、専門学校を経て、看護師に転職しました。
女性が多い職場ですが、働きづらさを感じることは無く、男性看護師の方が話しやすいという患者さんもいらっしゃいます。なにより患者さんの健康に直接携わる仕事ができることにやりがいを感じ、この仕事を選んでよかったと思っています。ときには、性別が違うことによる配慮が必要となることもありますが、患者さんに対しても、病院スタッフに対しても、以前と比べると、性別の違いよりもさまざまな価値観やそれぞれの強みが求められるようになっていると感じています。
私は、これからも多くの経験を通して看護師として成長したいと考えています。また、自分のこどもに対しても、成長に合わせて仕事の内容を詳しく伝えたいと思っています。
皆さんも、性別や年齢に関係なく「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、自分の可能性の扉を開いてほしいと思います。

市では、女性の活躍加速化事業として、「女性のための起業応援セミナー」と「女性のキャリアアップ講座」を実施し、さまざまな分野で頑張っている女性のチャレンジを応援しています。
※令和7年度は募集終了
ID:1022363

▽受講した方々からの声
・自身のキャリアを前向きに考えることができた。
・参加者同士のネットワークが形成できた。
・一歩踏み出すきっかけとなった。

多様性社会推進課
【電話】85-4401