くらし ほんのひととき

皆さんと本との出会いを求めて、新着の図書をご紹介します。

■児童書
◇『おいしゃさんにいくときの絵本』
WILLこども知育研究所 編
林ユミ 絵
坂本昌彦 監修
金の星社
こどものころ、病院へ行くことが楽しみだったという方はそう多くないと思います。この本は「病院がきらい」、「診察がこわい」、「お医者さんが苦手」、そんなこどもたちの不安を少しでも和らげるための絵本です。大人だって何の説明もなく注射をされたら怖いものですよね。お医者さんはどんなことをする人なのか、なぜ検査や注射が必要なのか、あらかじめ知っておくことで、こどもたちも今より安心して病院へ行けるようになるのではないでしょうか。ぜひ親子で一緒に読んでもらいたい1冊です。

◇『もしも君の町がガザだったら』
高橋真樹 著
ポプラ社

◇『おれたちのラストイヤー』
マット・グッドフェロウ 作
ジョー・トッド=スタントン 絵
小林玲子 訳
評論社

■一般書
◇『私と家族と「川の図書館」』
熊谷沙羅 著
有隣堂
新型コロナが流行して書店や図書館が閉まってしまったとき、当時13歳だった著者が、なにか自分にできることを、と始めたのが「川の図書館」です。「川の図書館」は毎週日曜日、多摩川の河川敷に現れます。誰でも利用することができて、返却も自由。代わりに自分の本を置いていくこともできます。読みたい人に本を、という思いで始まった活動でしたが、それはやがて本を介して人と人とをつなぐ場へと変化していきました。陽気でパワフルな熊谷家ファミリーの勢いそのままに、「川の図書館」の活動は図書館や書店を巻き込んで今も広がっています。

◇『洋風住宅・洋館の解剖図鑑』
エクスナレッジ

◇『九龍城砦I 囲城』
余兒 著
よしだかおり 訳
光吉さくら 訳
ワンチャイ 訳
早川書房

■12月の休館日
・23日(火)
・29日(月)~31日(水)(年末)
※毎月第4火曜日は、館内整理のため、分室(生涯学習センター、神島田公民館)もお休みします。
ご自宅から図書館ホームページで蔵書検索ができますので、ご利用ください。
津島駅構内(切符売場前)に「図書返却ポスト」を設置していますので、ご利用ください。