文化 かりや歴史探訪

◆No.003 ギザギザの石鏃(せきぞく)
石鏃とは、矢の先端に取り付けられた石製の矢尻(やじり)です。縄文時代の遺跡から見つかる石鏃の中には、縁がのこぎりの刃のようにギザギザに加工された鋸歯縁鏃(きょしえんぞく)と呼ばれるものがあります。刈谷市では縄文時代後期(4400~3200年前)頃によく見られる石鏃で、特徴的なギザギザは、矢の威力を高めるとともに、獲物に刺さった際に抜けにくくする効果があったと考えられます。また、材料の石にもさまざまな種類のものが使われており、石の割れ方を理解した縄文人の石器作りの技術がうかがえます。

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