- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県刈谷市
- 広報紙名 : かりや市民だより 令和7年11月号
7月11日から8月3日にかけて開催された世界水泳シンガポール2025。刈谷市ゆかりの「刈谷アスリート」から藤井萌夏選手、村佐達也選手、平井瑞希選手が出場し、藤井選手と村佐選手が見事メダルを獲得。今回は、メダルを獲得した2選手にインタビューしました。
■刈谷南中学校出身 藤井萌夏 (ふじいもか)選手
アーティスティックスイミング チームフリー・ルーティン 銀メダル
◆強豪国に勝って銀メダル
▽世界水泳でメダルを獲得して
1戦1戦成長を実感しながら演技することができ、自信をもって臨めました。それが銀メダルにつながったと思いますし、強豪のスペインの上をいくことができてうれしかったです。
▽どういうところが成長していると感じたか
チームとして、上半身の表現力をはじめ、足技の高さや顔の表現など細かい課題がいくつもありましたが、大会中に1つ1つ潰しながら臨めていたと思います。
▽自分の強みはどのようなところか
ポジションは土台の役割で、迫力のあるリフト技を決めるうえで大事なポジションです。そういう役割を担うことができるのは強みの1つだと思います。今後もリフトは「藤井がいないと」と思ってもらえるよう、技術を磨いていきたいです。
▽今後の目標
来年のアジア競技大会でもメンバーとして出場し、自分の力が必要と言ってもらえるように頑張りたいです。今回の世界水泳で課題も出てきたので、1つ1つ振り返って技術を高めていきたいです。
▽市民の皆さんへメッセージ
いつも応援ありがとうございます。刈谷アスリートとしてもっと競技の魅力を広められるよう、また、課題と向き合い成長できるよう頑張りますので、これからも引き続き応援よろしくお願いいたします。
■富士松中学校出身 村佐達也(むらさたつや)選手
競泳男子200m 銅メダル 日本新記録樹立
◆日本新記録で銅メダル
▽世界水泳でメダルを獲得して
世界水泳はずっと憧れていた夢の舞台。そこでメダルを獲得することは目標の1つだったので、素直にうれしいです。
▽メダルを獲得できた要因は
世界水泳前には、スペインの標高2,400mもある場所での合宿に参加しました。厳しい環境やレベルの高い選手と一緒に練習することで刺激を受け、改めて世界で戦う準備ができていたことがメダル獲得につながったと思います。
▽拠点を東京に移して環境が変わり、どんな練習をしているか
これまでは競技用の50mプールで練習できる日に限りがありましたが、今は常に本番環境と同じ長さのプールで、試合をイメージした練習ができています。
▽今後の目標
来年のアジア競技大会でアジア記録を出して金メダルを取りたいです。この大会も昔から目標にしてきた大会で、しかも今回は国内での開催。今まで成長を見てきてくれた人も来てくれると思うので、結果を出して感謝を伝えたいです。
▽市民の皆さんへメッセージ
オリンピックが終わってからも、たくさんの応援をいただきありがとうございます。応援してくださる皆さんのおかげでここまでくることができているので、もっと皆さんを楽しませられるように結果を出していきたいです。
問合せ:スポーツ課
【電話】63-6040
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