- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県安城市
- 広報紙名 : 広報あんじょう 令和7年11月号
■今回のテーマ「寒暖差に注意!ヒートショックの予防法について」
健太:寒い日は旨い酒と熱い風呂に限るよな!おなかもいっぱいになったし、そろそろ風呂に入るか。
保健師ヘルシー:ちょっと待って!ヒートショックって知っていますか?
健太:聞いたことあるような、ないような…。
保健師ヘルシー:ヒートショックは11月から4月にかけて寒い季節に起こりやすく、特に入浴時等急な温度差によって血圧が大きく変動し、心筋梗塞や脳卒中、失神等を引き起こすため注意が必要です。下のイラストのような急激な血圧の変化により、一時的に脳内に血液が回らない貧血の状態になり一過性の意識障害を起こすことがあります。浴槽内での意識障害は、溺れて死亡する事故の原因の一つとして考えられていて、高齢者の浴槽内での不慮の溺死及び溺水の死亡者数は交通事故死亡者数の約2倍と言われています!

健太:寒い季節のお風呂は危ないんだね。じゃあどうすればいいの?
保健師ヘルシー:予防と対策についてお伝えしますね。
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めておく
(2)湯温は41度以下、お湯につかる時間は10分までを目安にする
(3)浴槽から急に立ち上がらない
(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避ける
(5)お風呂に入る前に、同居する家族にひと声かける
(6)家族は入浴中の高齢者の動向に注意する
出典:政府広報オンライン
問合せ:保健センター
【電話】76-1133
