くらし 消費生活相談事例紹介 こんなときどうする

このコ-ナ-では、全国の消費生活センタ-等に寄せられた相談事例をご紹介しています。

■〜定期購入「返品」だけでは解約になりません〜
◇事例1
ネット広告で見たサプリを注文した。1回だけのお試しのつもりだったのに、2回目が届いたので送り返した。すると、請求書だけが送られてきた。支払う気はないので放置していたら法律事務所から通知が来た。どうしたらよいか。(70歳代)

◇事例2
SNSの広告を見てお試し商品の美容液を買った。その後同じ商品が届いたが、注文した覚えがないのでその旨と解約希望の書面を同封して返品した。その後も請求書などは届いていたが無視していたところ、先日、法律事務所からこの請求について最終通告のような封書が届いた。商品が手元にないのに請求されるとは納得がいかない。(70歳代)

〇ひとこと助言
低価格やお試し等を強調する広告を見て、1回だけのつもりで商品を注文したら実は定期購入だったというケースがあります。
自分は1回分しか注文していないからと、商品を返送したり受け取り拒否したりしても、それだけでは解約にはならないので注意しましょう。
ネットで購入する際は、最終確認画面などで定期購入になっていないか、解約方法・条件、支払総額などをしっかりと確認しましょう。また、これらの記載はスクリーンショットで必ず保存しましょう。
誤認するような表示があった場合などには、申し込みを取り消せる場合があります。

☆不安なときは、お住まいの自治体の消費生活センターや最寄りの警察等にご相談ください
(消費者ホットライン188、警察相談専用電話「#9110」番)。

問合せ:
知立市消費生活センタ-【電話】95-0195(毎週月・水〜金曜日午後1時〜4時(受付は午後3時30分まで)
県消費生活総合センタ-【電話】052-962-0999(月〜金曜日午前9時〜午後4時30分、土・日曜日午前9時〜午後4時)